次の配当・優待取りの9月銘柄はこれ!

・三越伊勢丹< 3099 >配当利回り:0.88%+優待利回り:12.0%【買い物上限額15万円の10%引き15,000円として】 実質利回り:12.8%
百貨店大手の会社。100株以上の株主の方に割引できる株主優待カードが贈呈されます。保有株数が多くなれば、割引利用限度額が拡大していく。権利確定日に300株保有があり、2年間長期保有している株主は、割引利用限度額が2倍になります。

・極楽湯< 2340 >配当利回り:1.13%+優待利回り:5.62%(【平日】730円の入浴料)実質利回り:6.75%
大型温浴施設(スーパー銭湯)を全国に展開する会社。国内の入浴施設「極楽湯」の無料入浴券が株数に応じてもらえますが、株主名簿の登録が連続2回されると優待の権利が得られ、3回連続だと枚数が増えます。保有株100株以上で、連続2回計4枚の入浴券がもらえます。

・近鉄エクスプレス< 9375 >配当利回り:1.04%+優待利回り:0.11% 実質利回り:1.15%
国際航空貨物混載で国内2位の会社。100株以上の保有者にQUOカードの贈呈がありますが、1年以上の保有者は、QUOカードの金額が上がります。100株だと500円のQUOカードですが、1年保有すると2,000円のQUOカードが贈呈されます。※1年以上の保有は、株主名簿に3回登録されることが条件です。

・京王電鉄< 9008 >配当利回り:0.98%+優待利回り:0.19%(電車賃:390円として) 実質利回り:1.17%
東京中西部に、鉄道、バス網の交通ネットワークを持つ会社。1,000株以上保有している株主には、保有株数に応じて乗車券(4枚)を配布していましたが、3年以上継続して保有されている。5,000株以上の保有の株主には、電車全線優待乗車券を8枚追加して贈呈されます。


今後も長期株主優遇する銘柄は増える?

株主優待は、配当と違って毎回商品などの配送コストなどで費用がかかりますので、今までやっていなかった企業が多かったのですが、優待を廃止したり、縮小したりする傾向にあるようです。業績が上向きで、もっと個人投資家のすそ野を広げたい企業は、これからも長期保有の株主を優遇するような事を増える可能性があります。また、NISAが今年から導入されたせいなのか、企業の中には、優待を拡充したり、縮小したりして変更を行っている所もあります。

今まで優待があったので廃止にはせずに、長期保有対象者だけに優待の権利を与えたりして少しずつかえてきています。条件が細かく設定されてきていますので、優待狙いで購入するときは、権利が得られる月、得られる権利の内容をよく読んで購入するように注意してください。これからも優待を増やす企業は多いと思いますが、設定がより細かくなってしまって私達にはわかりづらくなるかもしれませんね。そうなると個人投資家は今度はどんな反応をしめすのか?これからも注視が必要ですね。

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