先週の海外動向を振り返る

29日のNY為替市場で円は小幅に反落、前日比15銭円安の112円55銭で取引を終えた。東京市場の引け比でも8銭の円安。米長期債利回りの上昇でドルが買われた。

29日のNYダウは3日続伸し、前日比23ドル(0.1%)高の2万2405ドルだった。週間では55ドル上げて3週続伸となった。

「10/2~10/6」の為替展望

今週のドル円のメインシナリオは、111円60銭から114円50銭でのレンジを想定している。イエレン議長の発言は年内利上げを示唆し始めており、FFレート先物による12月のFOMCでの利上げの確率はすでに市場は8割程度織り込みはじめた。日米金利差拡大の思惑から円安の流れが続く。

米税制改革でリパトリ減税案も提示された。グローバル企業が海外に保有する利益を国内に還流するならばドル高要因となる。

テクニカル的では、9月22日安値の111円65銭がサポート、レジスタンスは7月11日高値の114円51銭がサポートになりそうだ。114円51銭をブレークした場合は、17年3月10日の高値115円50銭がターゲットになる。

今週の主なイベントは、10月1日から8日までが中国が国慶節・中秋節の連休にはいる。また日本のインバウンドが話題になることだろう。10月1日にはスペイン、カタルーニャ自治州の独立の住民投票がある。

10月10日の朝鮮労働党創建記念日、衆院選公示日、18日からは中国共産党大会が北京で始まる。10月22日には衆院選投開票など来週以降重要なイベントが控えている。

経済指標では、日本では2日に日銀短観9月調査、9月自動車販売台数、3日に9月消費者態度指数、6日に8月景気動向指数、8月毎月勤労統計調査がある。海外では、2日に米9月のISM製造業景況指数、3日に米9月の新車販売台数、4日に米9月雇用統計、米9月のISM非製造業景況指数、6日に米9月雇用統計が予定されている。(ZUU online 編集部)