2017年11月20日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は、23日(木)が米国の感謝祭、日本の勤労感謝の日と日米ともに祝日。また、24日(金)は米国のブラックフライデーにあたり、正式な休暇日ではないが、市場参加者の多くは四連休を取るため、実質22日(水)までが勝負となる。ただし、今週は特に重要度の高い経済指標などは予定されていない。
そんな中、マーケットでは、黒田日銀総裁の姿勢の変化に注目が集まっている。一部報道でも取り上げられているように、黒田総裁は、13日(月)にスイスで行われた講演で、これまでの行き過ぎたマイナス金利の弊害を認める内容の発言をした。特に海外勢のヘッジファンドは、こうした中銀の変化にセンシティブに反応する。急激な変化ではないが、円買い要因として今後も黒田総裁のスタンスの変化に注目していきたい。
現在の為替相場の戦略やスタンス
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で111.00~113.00円、ユーロ/米ドルで1.1650~1.1850ドル、ユーロ/円で130.00~132.50円を予想している。
竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
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