収入保障保険とは？
収入保障保険とは、死亡保険の分割払い版と考えて頂くとスムーズです。
死亡保険は一括で○○○万円という金額が支払いの対象となりますが、
収入保障保険は○○年間の間に月○○万円を支払いという形式になります。
収入保障保険はお父さんやお母さんなど家計を支える人の万が一の自体に備える保険です。
万が一、一家の大黒柱であるお父さんが亡くなってしまった際、遺族の方に一括で大きなお金が入ってきたとしても、生活費は毎月出て行くものです。
いくら大きなお金があるからといって貯蓄をすり減らしながらの生活は精神的にも厳しいものがあるでしょう。しかし、収入保障保険であれば毎月のお給料のように一定期間に決まった金額が支払われるためお金のコントロールという面でもありがたい保険です。
また、保険金の支払い日を命日に設定することが出来る保険会社もあり、亡くなってしまった方の想いを引き継ぐことも出来ます。
収入保障保険が必要な場合
収入保障保険は小さなお子様がいらっしゃるご家庭にニーズの高い保険です。
収入保障保険は基本的には被保険者が万が一の事態に陥った場合、毎月決まった金額が保険会社から家族に対して支払われるという性格の保険ですが、お子様の受験や出費に合わせて残金の中からまとまったお金を引き出すことも出来ます。
収入保障保険の良いところはお父さんやお母さんが万が一病気や事故で亡くなってしまったとしても、保険会社から毎月安定した収入が遺族に対して支払われるという点です。収入保障保険の存在価値としては死亡保険と似ています。
しかし、収入保障保険は特に経済的なリスクを避けなくてはならない世代の人に必要な保険です。
子供は成人までに約2000万円程度のお金がかかると言われており、特に幼少期にお父さんやお母さんが亡くなってしまうと、経済的な面で遺族に負担がかかってしまいお子様の成長の妨げになるようなことも起きてしまうかもしれません。そのようなリスクを防ぐために収入保障保険は役に立ちます。
生活費いくらかかる？
収入保障保険を検討する前に、まずは一般的な生活費の平均について理解しておきましょう。例えば夫婦に子供2人の4人家族の場合の平均的な生活費は約30万円と言われています。住む地域や家庭環境によって大いに誤差はあるかと思いますが、参考までに覚えておいて下さい。
4人家族の全国的な生活費の平均は30万円と言われていますが、この生活費に大きく変動をもたらすのはお子様の教育費と呼ばれる部分です。義務教育の間であればそんなにお金はかからないですが、高校、大学という進路においてはお子様の活動の幅も広がり、それに伴って支出も増えてくることが一般的には多いでしょう。
目安としては高校が150万円～300万円。大学が500万円～800万円とされています。生活費を計算する際はお子様の教育費もしっかりと視野に入れた上で算出しましょう。
