収入保障保険の保険料は?

ここでは収入保障保険の気になる保険料について説明していきます。

いくら保障内容が良くても経済的な負担が大きくては加入が難しくなってしまいます。当然保険会社によって保険料は異なりますが、収入保障保険の平均的な保険料はいくら位なのでしょうか。

例えば30代半ばの男性で保険料の払い込み期間を55歳までで保障内容は月10万円を想定した場合、収入保障保険の保険料は平均で約3000円~4000円程度となります。

当然、保険加入時の年齢や払い込み期間、保障内容を変更した場合はこの限りではありませんが、死亡保障と比較してもそんなに大差ない内容となっています。

また収入保障保険は一生涯に渡って加入する必要はありませんので、お子様の成長を見計らって、通常の死亡保険に切り替えた方が、保障内容に無駄なく保険料を抑えることが出来ますね。


収入保障保険の落とし穴

ここでは収入保障保険の落とし穴について説明していきます。

毎月決まった金額が保障の対象となる安心型の収入保障保険ですが、デメリットになる要素もしっかりと把握しておきしょう。 1つ注意しなくてはならないのが、収入保障保険の保障によって受け取る金額は「雑所得」扱いとなり所得税が発生します。 所得税の金額はその時によって異なり、確定申告によって還付される場合もありますが、仮に毎月10万円が保障の対象であった場合でも、満額10万円を受け取れるわけではないということは必ず覚えておきましょう。

また、所得が上がることによって国民健康保険の保険料が上がるケースもあります。月々定額が支払いの対象となる性格の収入保障保険ですが、遺族の財産や収入が高い場合には総合的に考えると、通常の死亡保障のように一括で受け取ってしまった方が、手元に入る金額が大きいというケースもあります。

収入保障保険を検討していらっしゃる方は税金面を必ず事前に調べておきましょう。