2030年の生涯未婚率は?2088年の人口は?日本の未来年表を確認しよう
(画像=iStock)

ベストセラー『ライフ・シフト』(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著)で提唱された「人生100年時代」という言葉は、今や多くの人に認知されるようになった。医学の進歩や健康意識の高まりで、我々の寿命はますます延びることが予想される。

例えば現在30歳なら、100歳になる2088年までの「これからの日本で起きること」をイメージしておく必要があるだろう。アクサ生命の「人生100年の歩き方」をもとに、日本の未来年表を見てみよう。

日本の未来年表〜これからの日本で起きること〜

世界で最も少子高齢化が進んでいると言われる日本。2088年の人口は、2018年の約半分まで減少する。さらに2115年には5,055万人にまで減っていくと予測されている。

現在:高齢者人口がこどもの2倍以上に
2025年:人口の3割が高齢者、その20%(700万人)が認知症のおそれ
2030年:生涯未婚率が男性28.5%、女性18.5%に上昇
2033年:全国の住宅の空き家率が27.3%に
2040年:医療費・介護費が94.7兆円、2018年から1.9倍に
2045年:女性の平均寿命が90歳を超える
2053年:日本の人口が1億人割れ
2076年:生まれるこどもの数が年間50万人以下に
2088年:日本の人口は6814万人、2018年の約半分に。

それぞれの詳細はアクサ生命の「人生100年の歩き方」でご確認頂きたい。

また今後グローバル化や、転職や兼職による人材の流動化、定年年齢の延長などがますます進むことが予想される。年齢に関わらず、収入を生み出す「人的資本」(スキル、資格、学歴、人脈、健康など)を強化し続ける意識が重要だろう。

例えば、専門的な知識や高度なスキルを身につければキャリアに繋がり、結果として給与収入の増加にも繋がる。せっかくのキャリアも、病気などで離脱することを余儀なくされれば収入が途絶えてしまうため、健康も大切な人的資本と言える。

人口減少および少子高齢化がもたらすもの

一般的に人口動態は比較的予想が当たりやすいと言われている。長期的には、国力は人口の増減にリンクする。人が増えれば、衣食住の需要が高まり、消費が増え、経済が活況になり、賃金や資産価格(株価や地価など)も上がりやすい。しかし、日本の人口減少および少子高齢化は確実視されている。これは我々に何をもたらすのだろうか。なお以下は一般論を踏まえたZUU online編集部の意見であり、アクサ生命の公式見解ではない。

●賃金上昇率の鈍化
多くの人にとって海外に移住するのは難しい選択肢であるため、縮小市場である日本で労働を続けることになる。グローバル規模でビジネスをしている企業は別として、日本人の平均賃金が大幅に上昇することは考えづらい。もしくは諸外国の賃金上昇率に劣後して、購買力の相対的な低下が懸念される。

●自国通貨安(円安)
上記にも連動して、国力の低下は、長い目で見ると自国通貨安に繋がる。極端な例だが、数十年後には1米ドル=200円になっているかもしれない。円安は実質的な購買力および資産価値の下落だ。資産の一定割合を外貨で運用すること、日本以外の地域に分散投資することが重要だろう。

●自助努力が求められる
少子高齢化によって、日本の社会保障は現在より縮小していくことが予想される。縮小した分は自助努力での対応が求められる。平均寿命(平均余命)は伸びていくため、老後資金の準備が大切だ。引退の時期を後ろ倒しにすることはもちろん、現役世代からのコツコツとして積立投資を行っておきたい。

人生100年時代の歩き方

上記の未来年表はあくまで現時点の予想であるが、実現の可能性は高く、目を背けずに受け止めたい。生きるうえで必要不可欠なお金をコントロールしながら、我々は「人生100年時代」をどう歩んでいけばいいのだろうか。

アクサ生命では、健康のこと、お金のこと、会社経営のこと、の3つの視点から考える「人生100年の歩き方」にまつわる記事を随時公開している。あなたもこの機会に「人生100年時代の歩き方」のヒントを探してみてはいかだろうか。