4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によると前期は自動車や機械などの製造業の苦戦が目立ち純利益が小幅ながら3期ぶりの減益となってしまいました。しかし、こうしたなかでも健闘し前期に過去最高益を更新した銘柄もあります。
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そこで先週は20年以上前の最高益を更新した銘柄や、10数年ぶりに最高益となった銘柄を取り上げましたが、今回は営業利益が2年ぶりに最高益を更新した3月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばリクルートホールディングス(6098)では2018年3月期こそ小幅な営業減益となり最高益を更新することができませんでしたが、前期は16%余りの大幅な営業増益となり2年ぶりに最高益を更新しています。
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(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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