新型コロナウイルス感染防止への意識の高まりから、ハンドソープや消毒剤の売り上げが大幅に伸びているライオン。人々の衛生への心構えが大きく変わり、感染拡大が一服したとしても衛生用品への高い需要は続くと同社はみています。一方、シェア首位を握る歯磨きなどオーラルケア事業では国内工場に大型投資を行うなど、「生産の国内回帰」を加速。インバウンド需要は急減したものの、中国などで高品質の日本製品へのニーズが高まっているためだといいます。開発畑出身の掬川正純社長に、日本やアジアでの消費マインドから中長期戦略まで聞きます。

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