レーザーテックが今年7月に上場来高値を更新しました。コロナ禍を受けてリモートワークのほか電子商取引(EC)やオンラインゲームの利用が活発化し、データセンター向け半導体の旺盛な需要を背景に、本業の半導体検査装置の引き合いが強含んでいると見られているためです。次世代技術として注目されるEUV(極端紫外線)を用いた半導体の量産も本格化し、同社が圧倒的なシェアを握る高額な検査装置も好調。従業員数や研究開発費を大きく増やすなど攻めの姿勢を強めています。一方で、半導体業界の主導権をめぐる米中の対立も再び激化。市場の関心が集まる半導体業界の先行きや同社の戦略について、岡林理社長に聞きます。

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