四本値とは何か?

四本値(ヨンホンネ)
(画像=筆者作成)

四本値とは、ある期間の以下の4つの値段のことだ。

・始値:最初に取引された値段
・終値:最後に取引された値段
・高値:最も高く取引された値段
・安値:最も安く取引された値段

期間は1ヵ月、1日、1時間、10分、1分などさまざまだ。例えば期間が1日の場合、終値はその日最後に付いた値段、高値はその日で最も高かった値段ということになる。

四本値は、値段がどう動いたのかを知るために使われる、最も基本的なデータといえる。移動平均線と同時に表示すると、値段のトレンドがさらにつかみやすくなる。

四本値で構成されるのがローソク足

四本値を最も見やすい形で表したのが、ローソク足だ。その期間で始値より終値が高い場合はローソクの色は白、終値が始値より安い場合はローソクの色は黒になる。白いローソク足は陽線、黒いローソク足は陰線と呼ばれる。

ローソク足に「ヒゲ」と呼ばれる線が形成されることがある。高値より終値が安かった場合はローソク足の上に、安値より終値が高ければローソク足の下にヒゲが形成される。

ローソク足にはトレーダーや投資家の心理が表れるため、ローソク足を分析して相場の状況を推測することも投資のヒントになる。

【合わせて読みたい記事】
始値(ハジメネ)
終値(オワリネ)
移動平均線(イドウヘイキンセン)
初心者が知っておきたい株の買い方・売り方 注文や売却タイミングまでわかりやすく解説

MONEY TIMES

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