その数20万人未満、働くビジネスマンのわずか0.4%に過ぎない「年収2,000万円クラス」は、まさに人もうらやむ存在です。そんな年収2,000万円世帯も、やはり老後は心配なのです。
今回は、年収2,000万円の富裕層におすすめしたい投資&健康術の記事6選を紹介します。
年収2,000万円は富裕層?余裕のあるうちに資産運用をはじめてみては?
世の中には3つの坂があるとされています。「上り坂」「下り坂」そして「まさか」です。現在の年収が2000万円だとしても、この先ずっとその収入が続くとは限りません。「転ばぬ先の杖」として資産運用をしておくに越したことはありません。
年収が高い人ほど「老後資金2,000万円」では足りない理由
老後資金2,000万円問題が話題になってから、自助努力に目覚めた人が増え、NISAやつみたてNISAなどの口座契約数も増加傾向にあるようです。
では、果たして2,000万円で足りるのでしょうか?実は年収によっても大きく異なります。とくに年収2,000万円世帯ともなると、今の生活水準を維持しようとすれば老後資金2,000万円ではとても足りないようです。
毎月の収支を正確につかむと同時に、この生活を続けていったらどうなるかシミュレーションしておきましょう。その上で、極力若いうちから資産運用をスタートさせることが大切です。
実行に当たっては、家族の理解・協力が欠かせません。じっくり話し合う時間を持ちましょう。
年収より資産が見られる時代。総資産を1億にする資産運用法とは?
「年齢と共に役職も上がり給料も増える」そんな時代は過ぎ去りました。転職組も含めて人材間の競争はますます激しくなり、たとえ年収2,000万円だとしても、その収入がこの先続く保証はありません。
では、将来に備えて資産1億円を形成するためには、どういったプロセスを踏めばいいのでしょうか。まずは、投資に回す資金を毎月捻出しましょう。
そして1億円達成のカギを握るのが「ポートフォリオ」。株や債券だけに偏らないすそ野の広い資産構成でリスクを分散させるのです。
年収2,000万円。どのような投資で資産をどう増やす?
ポートフォリオを組んだバランス運用は大切ですが、より高めのリターンを狙うなら、投資資産に「こだわり」を持ちたいものです。とくに米中貿易摩擦問題や中国の経済減速さらにはコロナウイルスなど経済環境が不透明な中で、現物資産へシフトする富裕層が増えています。
ここでは、現物資産の中でも注目度の高い「金」と「高級腕時計」について紹介します。
富裕層の資産マネジメント「資産の1割は金を持て」の理由
およそ7-8千年前に発見されて以来、金は常に富と権力の象徴であり続けました。
「資産の1割は金で持て」といわれるように、利息も配当も産まない金ですが、リスクヘッジとしては最も有効な資産の1つとされています。
インフレヘッジとしても有効な金は、昔から多くの富裕層が好んで保有してきました。
昔はインゴットなどの現物を保有するしかありませんでしたが、最近は金ETF(上場投資信託)・純金積立・金貨など様々な選択肢が用意されています。資金の規模や投資スタイルなどを考慮して、地震にマッチした投資法を選びましょう。
ファッションと資産運用を両立「高級時計投資」入門 人気モデルは?
一般的に時計は、年月の経過とともに減価し、価格も落ちていきます。一方、高級品の中には稀少価値からその価格が上昇するブランドやアイテムも少なくないのです。
超高級品ならパテック・フィリップ「ノーチラス 5711」、フランクミュラー「5850 SC SUNSET」、比較的手ごろなラインならロレックス・デイトナシリーズなどが目下人気を集めています。こうした憧れのアイテムを愛用できるのも、高級腕時計投資が持つ魅力の1つです。
それでも投資にリスクはつきもの、最初はその道に詳しい人から助言を受けながら進めるのが賢明です。
健康維持も自己投資!富裕層が実践する健康への投資とは?
年収2,000万円も「体が資本」、健康維持は富裕層にとって立派な投資です。ここではおすすめの健康投資を2つ紹介します。
富裕層が「歯」にも気を使う理由とは?
原始、生物は食物を摂取する口しかなく、進化とともに他の部分が形作られたとされています。そう考えると、歯の病気が口腔内にとどまらず体全体の健康に影響を与えるのもわかるような気がします。
歯は健康だけでなく、外見にも影響を与えます。富裕層の間では、虫歯や歯周病の予防・治療だけでなく「ホワイトニング」も人気を集めています。
「人は見た目が9割」といわれるほどですから、外見はビジネスやネットワークづくりにも影響を与えます。だからこそ富裕層は、外見を磨くのにお金を惜しまないのかもしれません。
高級人間ドック4選 年会費300万円超えも!
富裕層は健康への意識が高く、予防医療にも熱心です。だからこそ入会金が何百万円もするような人間ドックに入会するのです。
〇リゾートトラストのグループ企業が運営する「グランドハイメディック倶楽部」
〇あんしん会四谷メディカルキューブとのコラボによる「セコム健康くらぶ KENKO」
〇東京ミッドタウン内の「プライベートドクター」
〇SBIグループが運営するSBIメディック
富裕層はこうしたドックに定期的に通うなど体のメンテナンスに余念がありません。富裕層にとってドックにお金をかけることは「リスクマネジメント」そのものなのです。
まとめ
以上、「年収2,000万円世帯なら始めたい投資&健康術6選」をご紹介しました。今回の記事が、みなさんの資産形成や健康維持のヒントになれば幸いです。