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30代は自身のキャリア設計やライフプランなどがある程度見えてきて、将来を見据えた資産運用を検討し始める人も多いのではないでしょうか。そこで、実際の30代が貯金や投資をしている割合を把握したうえで、30代で投資を始めるメリットや資産運用を始める際に知っておきたいポイントなどを紹介していきます。
目次
30代の貯金と投資の割合は?
30代の投資のメリットや資産運用のポイントを知る前に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。それは同じ年代の人がどれくらい貯金しているのか、また投資をしている人の割合はどれくらいなのかということです。ある一定の基準があることで、自分がどのくらいの位置にいるのか、目標設定をいくらにしたらよいかの参考となるでしょう。
30代で1,000万円以上ある世帯は13.2%
金融広報中央委員会の「家計金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)(令和元年)」によると、世帯主の年齢が30代の金融資産保有額平均は529万円です。また1,000万円以上ある世帯は、全体の13.2%であることがわかりました。
20代平均は165万円、40代が694万円、50代が1,194万円となっています。20代から30代、40代から50代での増加が著しい傾向です。30代になると、今後のライフプランを見据えて貯金や投資を始める人が多いのかもしれません。
今回紹介した数字はあくまで平均値です。まずは平均値を知り、現在の自分の金融資産額と照らしあわせてみましょう。平均値と比較してみて、改めて老後や今後のことを考えて貯金額を見直したり、投資を始めたりするきっかけにしてみてください。
30代で投資をしているのは男性で10%前後、女性は5%以下
次に日本証券業協会が実施した「平成30年度証券投資に関する全国調査」をもとに、30代の貯金と投資の割合について考えていきましょう。
30代男性532人中、株式を保有している人は63人(約12%)、投資信託を保有している人は39人(約7.3%)、貯金をしている人は488人(約92%)でした。
また、30代女性521人中、株式を保有している人は24人(約4.6%)、投資信託を保有している人は23人(約4.4%)、貯金をしている人は493人(約95%)でした。
男女ともに貯金をしている人は9割以上にのぼっている反面、投資をしている人の割合は男性で1割前後、女性では5%以下という結果になりました。
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30代で投資を始める4つのメリット
30代の金融資産額や投資割合を知ったところで、ここからは30代で投資を始めるメリットについて考えていきます。今回紹介する30代で投資を始めるメリットは、以下の4つです。
30代で投資を始めるメリット1:老後までの投資期間が長く取れる
厚生労働省が実施した「平成29年就労条件総合調査」によると、一律定年を設定している企業の定年年齢の多くは60歳でした。次に多いのが65歳となっています。定年したあとも勤務延長制度や再雇用制度を導入している企業もあるので、老後までの期間は少なくとも30年以上あるでしょう。30年以上もの期間があれば、コツコツ投資することも可能です。
30代で投資を始めるメリット2:少額から始めても老後までに資産が準備できる
老後までの投資期間が長く取れるということは、40代や50代から投資を始める人に比べて少額から始められるメリットがあります。30代は、40代から投資を始める人とは約10年、50代から始める人とは20年ほどアドバンテージがあります。
具体的にいえば、30歳から毎月3万円貯金や投資を行うことで60歳には1,000万円以上は貯まる計算になります。投資はリスクが伴い資産が変動するので、考えていた金額にならないかもしれませんが、うまくいけばより大きく増える可能性もあるでしょう。
30代で投資を始めるメリット3:投資で失敗してもリカバリーができる年代
投資はうまくいくときがあれば失敗することもあります。相場は常に変動しているので仕方がないことです。しかし反対をいえば、投資で失敗してもうまく相場の波に乗れれば失敗を取り返すのも可能でしょう。そのときに年齢を重ねていると、投資の期間が短くリカバリーまでに時間がかかったり、リスクを取ることにためらいを感じたりして投資に踏み出せない場合もあります。30代であればまだまだ働いて収入アップもできるので、守りに加え、攻めの気持ちでも投資に向き合えるでしょう。
30代で投資を始めるメリット4:年収が上がらなくなってきた年代でも投資で利益を狙える
冒頭で紹介したように、30代になると平均金融資産額が500万円を超え、ある程度まとまった金額を保有する人も多くなります。投資は少額からできますが、まとまった金額で投資をしたほうが、利益が出たときに受け取る金額も多くなるのです。30代はまだまだ年収がアップする年代ではありますが、まとまった資金がある場合には、年収が上がらなくても投資で利益を狙うという選択肢も出てくるでしょう。
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30代の資産運用を成功させるポイント
せっかく投資するなら、できれば成功させたいと考える人がほとんどです。30代の資産運用を成功させるためにやっておきたいポイントを紹介していきます。
現状把握のために資産と負債、毎月の出費を見直す
資産運用を成功させる第一歩は、自分の現状を知ることから始まります。投資をすれば自然と資産が増えるわけではありません。自分の年収や生活水準と合わせて投資金額を考えなければ、資産運用も長く続かないものです。運用が続かなければ資産も増えません。
また、投資は長く継続することで利益を生みやすくなり、複利効果で下げ相場のリスクにも耐えられるようになります。そのため投資を始めるときには、現在の資産や負債がいくらあって、毎月の出費で不要な部分はないか確認しておきましょう。
負債が多いようなら、まずは負債を減らし投資する金額は抑える必要があります。毎月の出費を見直せば、投資に回すお金が増えるかもしれません。この作業の結果は人それぞれです。ファイナンシャルプランナーが作成しているサイトなどで、家計の収支状況を確認できるものもあるので活用してみましょう。年収や家計の状況に合わせて投資金額を決めてください。
「まず始めてみる」も大事
「投資」と聞いてハードルを高く感じる原因の一つとして、投資が失敗して資産を失うリスクがあります。しかし、投資の中にはリスクが比較的少ない制度や、数百円単位から始められる小額投資もあります。手数料も証券会社によっては無料のところがありますので、まずは限りなく低いリスクで投資に触れてみるというのも、将来の資産形成のためには重要です。
スマホで少額から始めやすい「ミニ株」取引も
投資には少なくない資金が必要、と二の足を踏んでいる方も多くいます。その主な原因は、株式の最低購入単位です。一般に株は100株単位での取引するため、株価×100の金額が必要となるためです。しかし、ネット証券の中には、もっと小さな単位で株の取引ができるサービスがあります。これをミニ株投資といい、通常の株式投資と比較して少額で投資を始めることができます。
目標額、達成年数を明確にする
投資の注意点でも紹介しましたが、投資成功のポイントでも目標額の設定が大切です。さらに、達成年数も決めておきましょう。そうすることで、「いつまでにどのくらいまで到達したいか」ということが明確になり、行動しやすくなります。これは投資だけでなく、仕事でも普段の生活でも生かされるポイントです。具体的な数字がわかればそれに向けて進めばよいので、迷いも断ち切れるでしょう。
ライフイベントも増えるので貯金も意識する
最近は独身でいる人や「DINKS(Double Income No Kids)」と呼ばれる子どもを持たない選択をした世帯など、さまざまな暮らし方が増えています。しかし一方では、結婚や出産を考える世帯もあるでしょう。30代はそういったライフプランを考える年代でもあり、一度立ち止まってどんな人生を送りたいのか考えるのがおすすめです。
そのほかにも、家は賃貸なのか購入するのか、購入するならいつなのか、またマンションなのか戸建てなのかなど具体的に想定するとよいでしょう。なぜならそれによって必要な金額が変わってくるからです。
そのときに使うツールとして便利なのが、金融庁や金融機関のホームページに掲載しているライフプランシミュレーションです。大まかではありますが、現状のままだといくらくらい不足するか、何歳頃に大きな出費がありそうかなどの把握ができます。
手書きでもよいので、今後のライフプランや年収の変化、貯金額を1枚の紙に書き出していくのもよい方法です。そうすれば全体像や家族の意向も把握でき、家族みんなで今後についても共有できるでしょう。
スマホで少額から始めやすい「ミニ株」取引も
投資には少なくない資金が必要、と二の足を踏んでいる方も多くいます。その主な原因は、株式の最低購入単位です。一般に株は100株単位での取引するため、株価×100の金額が必要となるためです。しかし、ネット証券の中には、もっと小さな単位で株の取引ができるサービスがあります。これをミニ株投資といい、通常の株式投資と比較して少額で投資を始めることができます。
30代から始める投資の選択肢
最後に30代から始める投資において、どんな選択肢があるか紹介していきます。世の中には投資商品がたくさんありますので、特に人気のある商品をピックアップしました。
株式投資
比較的時間が取れる人におすすめなのは、株式投資です。株式とは、企業が資金調達のために使う手段であり、出資してくれた人に付与する証明書です。出資してくれた人を株主といいます。株式は株式市場で売買ができ、価格も日々変動しているため、この値動きによって利益を出すことも可能です。
また株主は、配当金や株主優待が受けられます。出資した企業の業績がよければ配当金が出たり、企業製品や優待券を無償で受け取れたりするのです。
ただ株式の銘柄は数多くあるため、どの銘柄を選ぼうか迷ったときには、企業の経営や財務状況、今後の見通しなどさまざまな要素を見て判断しなければなりません。つまり、銘柄選定や選定後の動きを常に見ておく必要があるのです。したがって、仕事が忙しくこまめに株価をチェックできない人にはあまり向いていないかもしれません。
短期的な投資ではなく長期的な投資を考えている場合には、これまでの値動きがそれほど大きくない大手企業の株式などであれば、忙しい人でも取り組めるのではないでしょうか。
投資信託
投資信託とは投資家から集めた資金で、運用のプロがさまざまな商品に投資をする金融商品です。運用の成果がよければ投資家に分配金が発生します。投資信託は、日本の株式だけに投資するものや、海外の株式や債券にまんべんなく投資するものなど、出資テーマも種類もさまざまです。自分が興味のあるものを選ぶのもよいですし、今後期待できる分野に投資するのもよいでしょう。
投資信託のメリットはなんといっても、プロが運用をしてくれるという点です。通常であれば、どんな商品をどれだけ買って、利益が出たから売却し、ほかの商品を購入するなどの作業を投資家自らがしなければなりません。しかし投資信託であれば、そういった商品内の売買や組み合わせの調整をプロに任せられるのです。ある意味放っておいても運用してくれる商品といえるでしょう。
プロが運用するからといって、投資信託がすべてうまくいくわけではありません。投資信託も相場の状況によって日々値動きしているので、プラスになるときもあればマイナスになることもあります。投資信託を選ぶときはまずテーマを決め、組み込まれる商品はどういったもので、どんな配分なのかを把握し、手数料などもチェックしておくと安心です。お任せになるからこそ、商品を選ぶ段階でしっかり見極めておきましょう。
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30代で投資を始める場合の注意点
投資にはリスクがつきものです。ここでは、30代で投資を始める人に知っておいてほしい注意点を紹介していきます。
注意点1:一気に投資せずに焦らず少額で経験を積む
投資は金融知識も大切ですが、経験を積むことも重要です。相場は川のように常に動いて上下していますが、一定の傾向が当てはまる場合もあります。自分なりの傾向と対策を掴んでおけば、相場の上昇気流に乗ることも可能です。この流れを掴むのは経験がものをいう場合もあるので、さまざまな相場を見て経験を積みましょう。
また急な下げ相場に出くわすと、怖くなって売り急ぐ人も出てきます。急な変化に恐くなる気持ちは多くの人が味わいますが、様子を見守ることで持ち直す場合もあるでしょう。その経験が次の下げ相場で役立つこともあるので、状況を冷静に判断し対処する力を養っていきましょう。
また30代でまとまった資金がある場合に、集中投資して一気に利益を出そうと考える人もいます。集中投資は万一失敗したときのリスクが高いので、控えたほうがよいでしょう。分散投資を心がけ、焦らず少額で経験を積むところから始めてください。
注意点2:目標資産額を決めて計画的に積み上げていく
勢いだけで投資を始めると、目的がぼんやりして投資がうやむやになってしまうことがあります。だからこそ目標資産額を最初に決めておきましょう。そこからさらに細分化して、この投資ではいくら利益を上げる予定なのかなど詳しく決めていきます。明確な数字が見えてくると、目標達成に向けて行動しやすくなり、売買のタイミングも見極められるようになるでしょう。
例えば、投資している商品の運用がよく、状況を確認するたびに値上がりしているとします。すると欲が出てしまい、「あともう少し様子を見よう」と繰り越していくうちに下げに転じてしまった、というのはよくある事例です。これは人の心理として当たり前のことですが、せっかくの売りのタイミングを逃してしまうことにもなります。具体的に目標を決めておけば、「ここまできたから一旦利益を確定しておこう」と判断でき、多くの損失を出さずに投資で利益が出せるようになるでしょう。
30代の投資は、自分の人生を一度立ち止まって考えるよい機会になる
30代は、老後に向けて投資をコツコツ始める絶好のチャンスです。また社会生活にも慣れてくる頃なので、今後の人生について考え、想像できる年代でもあるでしょう。投資で損失が出てしまった場合でも、仕事で挽回するなど気持ちを持ち直すことでたくましくもなりますし、まだまだリカバリーがきく年代ともいえます。
投資はそういったことを考えるよい機会にもなるでしょう。投資はまとまった金額で行う必要はなく、まずは少額から始めてみることもできます。きっかけが大切なので、手始めに手数料負担の少ないネット証券で、口座開設してみるとよいかもしれません。
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