2022年1月25日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
米国株の急落で円高が進んできたが、113円ミドル付近は結構堅いようだ。明後日27日(木)日本時間早朝のFOMCを通過するまでは、まだハッキリとしたことは言えないが、このところの米国株の軟調さから考えると、FOMCのトーンも市場予想よりは和らいでくる可能性がある。ただそれでも、3月からはおそらく、利上げが実施されるであろうことから、量的引き締めに関しても何らかのヒントは今回のFOMCで発表される可能性はあるとは思う。ただ、今回いきなりテーパリングを打ち切るといったことは、おそらくないだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
株価が落ち着いてくれば、米ドル/円も緩やかながらリバウンドしてくると考えている。しばらくは、113円ミドル~114円ミドルを中心に、少し揉み合う展開となりそうだ。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。