日経平均 | 2万6,336.66円 ▼475.64 |
為替 | 1ドル=137.37円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億6,110万株 |
売買代金 | 2兆4,593億円 |
値上り銘柄数 | 161銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,654銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 92.12% |
市況概況
世界的な景気鈍化懸念が強まり手仕舞い売りに押されて大幅下落
欧米株が大きく売られたことを受けて売り先行となった。欧米の景気鈍化懸念が強まっていることに加え、中国でのロックダウンやロシアの天然ガス問題、そして中国排除問題など問題山積ということで手仕舞い売りを急ぐ展開となった。
節目とみられる2万6,800円を下回って始まったあとも26,500円でも下げ止まらず、ようやく2万6,300円を意識して買い戻しも入ったという状況だった。底堅さは見られるものの買い戻し一巡となったものから売られるという状況だった。
昼の時間帯も中国株安などを受けて買い気には乏しく、後場も安値を更新して始まった。それでもさすがに2万6,300円を割り込むと買い戻しなどもあって底堅さが見られた。ただ、買い急ぐような動きもなく、指数は小動きとなり、最後は買い戻しも入り安値圏ながらも2万6,300円台での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調、マザーズ指数は大幅安となった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を下押す場面も見られ、買い気に乏しい中で買い戻しは入るものの上値を買い上がる動きは見られないという状況だった。
金融緩和の継続も企業業績への懸念が強いことの裏返しという感じで総じて軟調だった。それでも割高銘柄が売られるとか、景気敏感株が売られるということでもなく、ほぼ全面安という状況で、逆に地合いの悪さが感じられた。
ただ、大きな流れとしては変わっておらず、下がれば買われ、上がれば売られるというような保ち合い相場がまだまだ続くということだろう。懸念材料が懸念であるうちはまだ値持ちもいいのだろうし、空売りが積み上がれば再度上値を試すことになるのだろう。まずは下値がどこまでかを見極めることになる。
テクニカル分析
日経平均
あっさりと25日移動平均線を割込み、下値を試す動きとなっている。26,000円前後は節目となっているもののさらに上値の重い展開となりそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。