日経平均 | 26,237.42円 ▼159.41円 |
為替 | 1ドル=146.81円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億4,287万株 |
売買代金 | 2兆4,558億円 |
値上り銘柄数 | 342銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,447銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 86.70% |
市況概況
米国株安や円安を受けて売り先行で冴えない展開だが底堅さも見られる
米国株に方向感が見られず、本日の日本市場は昨日の終値とほぼ変わらずの始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されて下げに転じ、じりじりと値を崩す展開となった。
売り急ぐということでもないのだが、買いが入らないから売られるという感じでじりじりと売られ、指数も冴えない展開となった。それでも日経平均に影響の大きな半導体感れ銘柄などが堅調で下落も限定的、小動きとなった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も全く動かないといことだった。世界同時株安という雰囲気ではあるが、今晩の米国での消費者物価指数(CPI)次第では一気に買い戻しが入るかもしらず、逆に売り急ぐ動きになるかもしれずといいうことで買えない、売れない状況が続いた。
オプションSQ(特別清算指数)算出を明日に控え、最終売買日ということであるが、特に節目を意識するような水準でもなく、そうしたオプションへの思惑での動きも見られず、最後まで方向感に乏しい展開だった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、マザーズ指数やグロース指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られるものの大きく指数を動かすこともなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような感じで、小動きだった。
下げ渋りは見られるものの相変わらず買えない状況で冴えない展開となった。米国株式市場に下げ止まりが見られず、香港市場もさらに下値を試す動きが続いており、世界同時株安のなかでは決算動向を見極めないと買えないということなのだろう。
引け後に小売り株の決算発表が行われるが、中国の景気動向の影響などが今後の個々の企業業績の見通しなどにも影響がありそうで、まずは中国の景気が良いのか悪いのかの試金石となると思う。いずれにしても大きな流れとしては、世界的な金余り相場の終焉のなかでは冴えない展開が続くのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
まだ移動平均線などとの乖離も余裕があるということで下値を試す動きになっている。まだまだ下値模索が続きそうだ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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