ソーシャルグッドのメリット5つ
企業がソーシャルグッドに取り組むことで、大きく5つのメリットがある。
- 企業のブランドイメージ向上につながる
- 企業の認知度が向上する
- 従業員のモチベーションが高まる
- 新しいビジネスモデルに挑戦できる
- 環境や社会の問題解決に直接関わることができる
1.企業のブランドイメージ向上につながる
ソーシャルグッドへの取り組みによって、社会に貢献できるのはもちろんのこと、SDGsを重視する企業であると知られれば、ブランドイメージの向上につながる。
企業イメージが向上すれば、ステークホルダーや投資家からの評価が高まるのはもちろん、競合他社との差別化に寄与し、収益の向上が期待できるだろう。
2.企業の認知度が向上する
自社のソーシャルグッド活動や製品が地域コミュニティで評価されたり、SNSなどによって情報が拡散されたりすれば、認知度の向上につながる。
認知度が向上すれば潜在顧客へのアプローチが可能になり、新規顧客の獲得による収益アップや資金調達の選択肢の増加、ソーシャルグッドの取り組みに共感する優秀な人材の獲得なども期待できる。
3.従業員のモチベーションが高まる
ソーシャルグッドの活動自体に共感する従業員にとっては、社会貢献できる企業で働けることに喜びを感じ、モチベーションの向上が期待できるだろう。
また、自社のソーシャルグッドへの取り組みが家族や友人などはもちろん、これまで自社に対して興味を持っていなかった層にまで広まって評価されれば、社員のエンゲージメントが向上し、仕事へのやりがいを感じやすくなる。
エンゲージメントが向上すれば、さらに社会や自社事業への貢献意欲が増し、従業員満足度の向上による定着率のアップなどにつながる可能性がある。
4.新しいビジネスモデルに挑戦できる
ソーシャルグッドの取り組みを行うには、地球規模での環境問題はもちろん自社が身近に関わっている地域コミュニティが抱えている問題に向き合うことが必要だ。
社会的な課題の調査過程では、新しいビジネスモデルにつながるような社会的なニーズを見つけられるかもしれない。また、ソーシャルグッドに取り組んでいる他の企業とのコラボレーションなど、自社のみの経験やノウハウだけではチャレンジできなかったようなビジネスモデルの構築も不可能ではない。
5.環境や社会の問題解決に直接関わることができる
ソーシャルグッドの最大の目的は社会に対して良い影響を与えることであり、その取り組みは少なからず環境問題や社会問題などの解決に貢献するものである。
自社事業では社会貢献が難しい場合でも、ゴミ拾いや子どもの教育といったボランティア活動への参加、ソーシャルグッドに取り組んでいる組織への寄付など、さまざまな形で直接社会貢献ができることは大きなメリットの一つだろう。