日経平均 | 25,820.80円 △103.94円 |
為替 | 1ドル=132.41円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 11億7,123万株 |
売買代金 | 2兆5881億46百万円 |
値上り銘柄数 | 662銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,115銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 73.16% |
市況概況
米国株高を受けて堅調ながらも戻りは鈍い
米国株が堅調となったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が買われていたこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後もいったんは上値を試す動きとなったものの26,000円を意識するような水準では戻り売りに押されてじりじりと上げ幅を縮小、日経平均は指数に影響の大きな銘柄が押し上げて堅調だったもののTOPIXは小幅安となった。値下がり銘柄が多く、全体としては冴えない展開だった。
昼の時間帯も売り物がちで、後場は前場の安値を下回って始まった。それでも売り急ぐということもなく、底堅さが確認されると買い戻しも入り堅調な地合いとなった。ただ、上値を買い上がるというよりは26,800円水準では買えるのだが、というような雰囲気で指数は小動きとなり、最後は何とか25,800円台で引け、TOPIXもプラスで引けたものの戻りの鈍さが示された一日だった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものも多く、マザーズ指数やグロース株指数は小幅高で上値は重かった。先物もまとまった売り買いは散発的に見られたものの断続的な動きにはならず大きく指数を動かすこともなかった。すっかりと方向感を持っての売り買いというよりは目先の持高調整が中心となっていたようだ。
堅調ながらも上値の重い、戻りの鈍い展開となった。特に買い上がる材料もなく、増税懸念や金融緩和の終了に対する懸念などが根強いという感じだ。世界的な景気鈍化懸念もあり、また、地政学リスクも取りざたされて買える状況ではない。
割安感が強い銀行株や商社株などは値持ちは良いのだが上値を買い上がるでもなく、電子部品株なども特に割高感があるわけでもないが、中国問題などもあって買い切れず、冴えない展開が続くのだろう。米国株が好調な決算発表を受けて買われるというようなことでもないと買えない状況が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
窓埋めというところまでいかず下値模索となっている。移動平均線や基準線などからの乖離も大きく売り難さはあるのだが買えないというような形だ。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。