2022年2月期まで35期連続の増収増益を達成してきたニトリホールディングスが、この1年で一気に進んだ円安と物流費の高騰で岐路に立っています。

純利益ベースで23年3月期に前期比7%強の増益を見込む従来計画は下方修正せず、白井俊之社長は「(足元で)販売が伸びてきている。(増益の目標達成は)まだ可能性がある」と語ります。

一方、これまで原動力としてきた出店について海外では中国や東南アジアを中心に出店ペースを加速し、国内ではインテリア雑貨「デコホーム」をけん引役に新規出店を続けるといいます。

市場の関心が来期以降に移りつつあるなか、もう一段の成長に向けた戦略と展望を白井社長に聞きます。

ニトリホールディングス社長 白井俊之氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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