新規開拓が必要だとわかってはいても、具体的にどのような流れで取り組めばいいのか、頭を悩ませている経営者は多い。特に最近では、いわゆる飛び込み営業やテレアポだけでなく、SNSやアプリを使うなど新規開拓の方法が多様化している。新規開拓の流れを知り、自社の商品やサービスに合った方法で新規顧客を開拓することで、コストを抑えつつ売上を最大化できるだろう。
目次
なぜ企業は新規開拓すべきなのか?
やみくもに新規開拓に取り組んでも、良い結果につながらないことがある。何事もそうだが、新規開拓でも、最初に目的を整理しておくことが大切だ。自社にとって新規開拓にどんな意味や目的があるか、新規開拓で何を得たいかを明確にした上で取り組むようにしたい。
新規開拓とは
新規開拓とは、これまで取引のなかった新しい顧客にアプローチして、商品やサービスを届けることだ。飛び込み営業や電話営業だけでなく、勉強会や広告など、新規開拓につながる取り組みは多岐にわたる。
新規開拓は企業の存続につながる
新規開拓が必要だと理解はしていても、なかなか新規開拓できていなかったり、具体的な行動につながっていなかったりする中小企業は多い。既存顧客とのつながりだけで事業が回っていると、危機感を抱きにくく、新規開拓が必要と言いつつ、実際には必要性を感じていないというケースも少なくない。
しかし、このような企業は変化に弱く、画期的な技術革新や、コロナショックのような社会的できごとによって、あっけなく赤字に転落し、倒産してしまうことがある。そうでなくとも、時代の変化に対応できず、ゆるやかに売上が低迷し、資金が底を尽きることにもなりかねない。
日頃から地道に新規開拓を続けることは、企業を不測の事態から守り、永く存続させることにつながるのだ。