住宅大手、積水ハウスの株価が3月に上場来高値を更新するなど強含んでいます。2024年1月期も前期に続いて過去最高の売上高、利益を見込むうえ、12期連続の増配予想や自社株買いの枠増額を発表したことも株価を押し上げました。

木材や鉄骨など資材価格高騰によるコスト増は値上げや合理化では吸収しきれず、一段のコスト削減を進めるといいます。一方、ここまでけん引役となってきた海外事業については、主軸にしている米国市場で住宅ローン金利の上昇を受けて住宅販売が冷え込んでおり、逆風が続きそうです。

仲井嘉浩社長を招き、人口減が続く国内市場への展望や中長期的な成長戦略に迫ります。

積水ハウス社長 仲井嘉浩氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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