東海カーボンが収益の安定成長を目指して事業構造の改革を進めています。生産能力の見直しやノンコア事業からの撤退などで成果を上げてきましたが、ウクライナ危機による海外景気減速の影響を受け、一段の対応を行います。

採算改善や需要先開拓により黒鉛電極やカーボンブラックなど主力事業について成長軌道への回帰を急ぐほか、これらから得られるキャッシュフローを生かして高付加価値商品の生産能力増強や新規開発品への集中投資を実施します。

EV向けのSiC(シリコンカーバイド)半導体用素材などファインカーボン事業や、アルミ電解関連のスメルティング&ライニング事業などを伸ばしていく考えです。長坂一社長にこれからのかじ取りについて聞きます。

東海カーボン社長 長坂一氏 ―― トップに聞く(短縮版)

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