日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 30,093.59円 △250.60円
為替 1ドル=136.79円
売買高(東証プライム、以下同) 14億7,484万株
売買代金 3兆3542億57百万円
値上り銘柄数 759銘柄
値下り銘柄数 1,007銘柄
騰落レシオ(25日) 141.06%

市況概況

相変わらずの需給相場で30,000円を超えた

米国株は軟調だったが、引き続き空売りの買戻しなどもあり、買い先行となった。朝方発表されたGDP(国内総生産)も堅調となったことで買戻しを急ぐ動きなどもあり、買い遅れた向きの先物買いなども見られたようで、先物主導で買い急ぐ場面もあった。それでもさすがに30,000円を超える手仕舞い売りに押されて上値も重くなった。

昼の時間帯はここのところ買いが入っている状況が続いているが本日もまた買い先行となり、後場は前場の高値を上回っての始まりとなり、さらに上値を試す動きとなった。30,100円を超えるとさすがに手仕舞い売りも出るが、大きく下押すこともなく値持ちの良い展開となり、値持ちの良さからさらに買戻しが入るという状況だった。

さすがに最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小となったが、一昨年9月以来の30,000円台での引けとなった。

小型銘柄は上値の重いものも見られ、マザーズ指数やグロース指数は小幅高であったもののスタンダート市場指数は軟調だった。先物はまとまった買戻しが入り指数を押し上げる場面も見られた。一方でまとまった売りは少なく、指数を押し上げる要因の一つとなっていた。

異様に強い相場が続いている。2018年10月に16連騰を記録した時のように、日経平均レバレッジやファーストリテイリングを中心に空売りが積み上がっては買い戻され、買い戻されて割高感があるなかで、指数が上昇することでさらに空売りが積み上がるというような状況での上昇が続いている。

どこまで上がるかというよりはどこで買戻しが一巡となるかということであり、買戻し一巡となれば急落となるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

移動平均線や基準線からの乖離もさらに大きくなり、過熱感が出ている。いったん25日移動平均線や基準線までの調整は見られるのだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。