イギリスでは人口の約半数が共同経済に参加

MIT Sloan Expertsによると、シェアリングエコノミーは今後約11兆円規模に急成長すると言われている。空き部屋のシェア、自動車のシェアなど様々なものを共有するためのサービスを既に多く利用する人、また中古品の売買を多様し、これから1年以内にシェアリングサービスを利用したいと思っている人が世界的に非常に多くなっている。その数はアメリカでは人口の39%(約8,000万人)、イギリスでは人口の51%(約2,300万人)、またカナダでは41%(約1,000万人)もの人がこの共有経済における人口とされている。

その中でも今回紹介した”物理的空間のシェア”は、共有ニーズの高いものでありながらも、これまでは不特定多数の人が参加できる交換のためのプラットフォームが十分に存在していなかった。空間シェアのみならず、移動手段(自動車、バイク・自転車、ボート) や、普段使わないもの(家庭用品、イベント関連器具、スポーツ関連グッズ)、そして自分の時間といったシェアリングサービスが普及してきているように、モノを”所有”することよりも、モノに”アクセス”できるかが実用的な時代においては、身近な人間関係を超えた、新しい他人との共有型経済の成長が大いに見込まれる注目の分野と言えそうだ。

(提供:不動産 online)

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