趣味は映画鑑賞とした場合のデメリット3つ

デメリットも見ていこう。

映画を趣味にした場合のデメリット1:映画について語れないとき、困る場合がある

映画鑑賞が趣味ということで気を付けたいこともある。それは映画がすごく詳しいと思われることだ。趣味が映画鑑賞といっても実際はそれほど詳しくない人も多いのだが、妙に詳しいと思われディープな話題をふられたりするときがある。上手くかわせばいいのだが、それは少しデメリットと言わざるを得ない。

映画を趣味にした場合のデメリット2:見るのに2時間ほどかかる

映画は視聴に2~3時間かかるものが多い。できれば途中で区切ることなく見たいので、集中できる時間が必要だ。忙しい経営者の場合、この2~3時間を確保するのが難しいという人も多いだろう。

映画を趣味にした場合のデメリット3:映画を語った相手と意見が合わない

映画を語る相手と意見が食い違うことでトラブルとまではいかなくとも、気まずい雰囲気になることがある。その点はデメリットだ。大人の対応が求められる。

経営者が絶対見ておきたいおすすめの映画を3本ご紹介

今上映中の映画や不朽の名作と言われる映画をある程度見ておけば、話のネタにもなる。以下はおすすめしたい名作映画3本だ。

英語学習にも最適な「タイタニック」

最初からグイっとストーリーに引き込まれる。華麗な映像に魅了されるが実は格差社会の象徴のような映画。客室もそうだが、死者数も下層階級の方が圧倒的に多い。ただ、同時にそれを打ち破ろうとする主人公。自由奔放なジャックと締め付けられるような生活をしていたローズ。身分違いだからこそ燃えるような恋に発展、そしてタイタニックの悲劇が訪れる……。劇中に”Life is a gift.(人生は贈り物)”というセリフがある。これはローズに自由を与えたジャックの言葉。聞き取りやすく心に残る言葉は英語学習にも最適。

シンギュラリティが間近に迫る今見るべき「ターミネーターシリーズ」

今まさに、AIが急速に進化している。人工知能と人間の臨界点と言われるシンギュラリティは2045年。進化するAIの恩恵を受ける中、「もしかしたら」の恐怖を感じる人もいるかもしれない。ターミネーターは1984年に公開された映画だが、刻一刻と進む技術がこの映画の恐怖を思い起こさせる。監督はタイタニックと同じくジェームズ・キャメロン。

末永く愛されるエッセンスを盗みたい「スタンバイミー」

子供の時の経験は特別なもの。仲の良い友達との幼いころの冒険は一生の記憶になる。ふたたび戻ることのできないあの日の記憶を呼び覚ます青春ドラマ。ベン・E・キングの曲も秀逸。この映画に派手な要素は全くない。しかも企画段階からヒットするはずはないと言われた映画だ。しかし、公開から30年以上を経た今も多くの人に愛されている。

映画鑑賞は気負うことなく受動的にできる趣味だ。ここで挙げた三つの映画は興行収入が裏打ちする通り、多くの人が映画館に足を運んで見た映画。さまざまにちりばめられたストーリーに、問題解決に向けた分析力、人と人とのコミュニケーション、人を導くリーダーに通じる力、そして、コンピューター社会の恐怖など、ビジネスに有益な視点が盛り込まれている。まずはなにも考えることなく一度見てみてはどうだろうか。