日経平均 | 32,571.03円 ▼452.75円 |
為替 | 1ドル=148.33円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 16億1,726万株 |
売買代金 | 3兆7397億03百万円 |
値上り銘柄数 | 536銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,230銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 125.47% |
市況概況
米国株安を受けて売りが先行、日銀の金融政策決定会合を控えて手仕舞い売りに押される
米国株安を受けて売りが先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後はいったん戻りかけたが、戻りが鈍いとなると金融緩和の終了などが懸念されて指数先行で売られ、大きく売られる展開となった。
半導体関連銘柄や設備投資銘柄などを中心に売りが嵩み、指数を押し下げるように手仕舞い売りに押されて大幅安、ほぼ安値で前場の取引を終えた。
昼の時間帯もいったん大きく売られる場面も見られるなど売り気が強く、後場も安値を更新して始まり、下値を試す動きとなった。売り急ぐような場面も少なかったのだが、買い気もさらに乏しく、冴えない展開が続いた。
さすがに節目と見られる32,500円を試すところでは下げ渋り、いったん下げ渋ると買い戻しも入ったが、金融緩和の終了懸念も根強く、最後は手仕舞い売りに押されて大幅安、ほぼ安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、総じて軟調となった。マザーズ指数やグロース株指数は大幅安だった。先物は散発的にまとまった売り買いは見られたが、終始売り物がちというような雰囲気で指数を下押す要因となった。
米FOMC(公開市場委員会)の結果を受けて売られた形だが、中国の景気後退懸念などに絡んでの半導体関連銘柄の調整もあり、冴えない展開となっている。
円安も悪材料として見られるような感じでもあり、日銀金融政策決定会合での金融緩和の終了を織り込むような形となっている。緩和継続となれば、買戻しを急ぐ動きで指数先行で大きく反発となるのだろうが、金融緩和終了となれば、もう一段の下落は避けられないだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を下回り、25日移動平均線の水準まで下落となった。雲のねじれの日柄と値幅のところでもあり、ここでいったんは、下げ止まりという可能性もありそうだ。
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