企業のグローバル化がいま求められるワケ
いま企業のグローバル化の必要性がどんどん増している。
海外の急成長市場に注目する必要性
日本の市場規模は確かに大きい。GDP(国内総生産)ベースで世界3位の経済大国だ。しかし現在は人口減少が顕著であり、今後に関しては懸念が多い。
そんな中、海外には経済がすさまじいスピードで成長している国がある。このような国でビジネスを成功させれば、日本では実現しえない規模の利益を確保できるかもしれない。特に発展途上国の場合、参入余地が大きいビジネス分野が数多く存在している。
海外の優秀な人材を獲得する必要性
仮に海外に進出しない場合でも、海外の優秀な人材を獲得し、自社の従業員層をグローバル化する必要性が高まっている。
その理由としては、インターネットや越境EC(電子商取引)の普及などによりビジネスのボーダレス化が進んでいることや、インバウンド観光の盛り上がりにより、訪日外国人向けのビジネスの有望性がさらに高まっていることなどが挙げられる。
英会話の学び方、オススメは?
経営者が英会話を趣味にするメリットが分かっていただけたかと思う。続いて「いま風」の英会話のオススメの学び方を2つ紹介したい。
英語ネイティブとのオンラインレッスン
英語ネイティブとのオンラインレッスンを積み重ねると、日本にいながら本場の発音に触れることができ、日本の学校教育では学ばなかったようなフランクな英語表現なども身に付けることができる。
インターネットで検索すると、さまざまな英語ネイティブとのオンラインレッスンサービスがヒットする。欧米人が講師のレッスンより、英語も公用語のフィリピン人が講師のサービスの方が価格は安めだ。
映画サブスクで「英語字幕」や「日英同時字幕」
映画のサブスクサービスを利用すると、英語圏の映画もたくさん視聴することができる。
これらの映画を「字幕なし」で観る努力をすると英語力の飛躍的な向上に結びつくが、ヒアリング力があまりついていない英会話初心者にはなかなかハードルが高い。そんな人には「英語字幕」もしくは「日英同時字幕」をつけて観るのがおすすめだ。
英語字幕をつけると、映画の中で話されている英語をクリアに理解できる。また、サブスクサービスによってはパソコンのブラウザの「拡張機能」を使うことで日英同時字幕が可能な場合もあり、英会話を習い始めたばかりの人には絶好の教材となる。
ほかの趣味に比べると大変さはあるが…
英会話はコツコツ勉強しなければ上達しない。そのため、ほかの趣味に比べると大変だと感じるかもしれない。しかし、この記事で説明したように、経営者が英会話を趣味にするメリットは多い。一念発起して英会話を学び始めてみてはいかがだろうか。
文・岡本一道