この記事は2023年12月4日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年12月4日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週1日(金)の米ドル/円は製造業PMI、ISM製造業景況指数の発表以降売られた。60分足チャートを見ると1日(金)の21時の足で148.35円付近の高値を付け、翌2日(土)の夜中3時の足で146.66円付近の安値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約169pipsと大きな値幅だった。
タイムサイクル的には、11/29~12/8の底値圏に向かって下落中。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了、上昇b波は11/13に終了して下降C波がスタートしたところだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
ここのところは、米ドル/円日足チャートでのトレンドラインとその平行線の上限にサポートされながら上昇していたが、その上限のラインの中に入ってきた。
しばらくはレンジ相場が想定されるが、今までのようにサポートされたら買い方向へのポジションから、上がったところは売りのポジションになってきた。
148.50円以上になってきたらまた上昇へ戻ることも想定しておかないといけないが、このラインを上抜けなければ戻り売りでよさそうだ。
ただ短期的には本日4日(月)は上に戻すような場面になるのかと思っている。
▽米ドル/円4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。