日経平均 | 33,219.39円 △460.41円 |
為替 | 1ドル=143.53円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 15億6,292万株 |
売買代金 | 3兆6364億76百万円 |
値上り銘柄数 | 1,212銘柄 |
値下り銘柄数 | 401銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 97.77% |
市況概況
日銀の緩和継続で大幅高だが買戻し一巡後は上値も限られる
日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるということで注目されたが、寄り付きはほとんど昨日の終値水準で始まり、いったん下値を試した後は買戻しなどもあって堅調となった。節目と見られる32,800円水準で日銀の金融政策決定会合の結果待ちという状況で方向感は見られなかった。
昼の時間帯は日銀の金融政策決定会合の結果が発表されたこともあり、大きく買われる展開となった。それでも後場の寄り付きからの買いが一巡となると戻りの鈍さを嫌気するように上げ幅縮小となった。
その後は戻り売り、手仕舞い売りに押されたものの売り買い一巡となると積極的に売り買いを急ぐようなこともなく、指数に影響の大きな銘柄は買戻しで指数を押し上げる要因となり、最後まで値持ちの良い展開となった。最後は買戻しも入り高値引けで33,200円を抜けての引けとなったが、持高調整の買い戻しで押し上げられただけなのだと思う。
小型銘柄は暴落材料がなくなったことで買戻しを交えて堅調となるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物は日銀の金融政策決定会合の結果が発表されるといったんは主導的に指数を押し上げる要因となったが、買戻し一巡後はまとまった売り買いも少なく、方向感を出すこともなく、指数に連れて右往左往する相場だった。
日銀の結果待ちということだが、相変わらず「何も変わらない」と言うことになった。変わらないのはわかっていたが、「万が一」というリスクを考えてのヘッジの解消などが指数を押し上げる要因となった。
それでも今後も日銀の金融政策決定会合がある度に緩和終了の思惑から買えないということになると思う。緩和を継続する理由と根拠が曖昧だから思惑だけで右往左往することになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線まで戻したが、抜け切れない状況だと思う。明日以降も堅調な動きが見られるのかどうかということになるが、上値の重さが確認されると再度75日移動平均線までの調整は見られるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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