日経平均 | 33,254.03円 △84.98円 |
為替 | 1ドル=142.34円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 10億4,462万株 |
売買代金 | 2兆4958億46百万円 |
値上り銘柄数 | 633銘柄 |
値下り銘柄数 | 984銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.41% |
市況概況
買い先行だが寄り天で閑散小動き
週末の夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、週明けの日本市場は買い先行となった。ただ、積極的に買い上がる材料もなく、今晩は欧米市場が休場となることもあり、寄り付きの買戻しが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが多くなった。ただ、売り急ぐ動きもなく、下がれば買われるという状況で指数は小動きとなった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場に入ってからも方向感に乏しい展開だった。植田日銀総裁の講演でも特に市場に影響があるような話もなく、手掛かり難で目先の需給で指数の動きが決まると言う感じだった。日経平均に影響の大きな銘柄には買戻しも見られてしっかりとした動きであり、為替も大きく動くということもなく、閑散小動きという状況だった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く、買戻しが限られる分冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが指数を動かすようなこともなく、上がれば売られ、下がれば買われるというような目先の売り買いが中心で方向感は全く見られなかった。
年末モードで持高調整の売り買いも一巡となった感もあり、特に欧米市場が休場ということもあって全く方向感は見られなかった。
日経平均に影響の小さい海運株が目先の急騰の反動などから売られたが日経平均に影響の大きな銘柄が買戻しで堅調となったことで日経平均が高かっただけということで全く閑散とした状況で市場全体としては方向感は見られなかった。年内こんな感じで上がれば売られ、下がれば買われるというような展開となり、為替や金利への反応は鈍いのかもしれない。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線がサポートとなった形でもあるが、抜け切れたとも言えず、遅行スパンもローソク足に上値を押さえられており、冴えない展開が続くのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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