41代目となるランニングシューズ「ナイキ ペガサス 41」が登場
右から、坂井隆一郎選手、鈴木芽吹選手、鈴木亜由子選手(撮影:セブツー)

「ナイキ(NIKE)」は、ファンランナーからエリート選手まで幅広く支持されているランニングシューズ「ナイキ ペガサス 41」を発売する。1983年に誕生した「ペガサス」は、機能のテクノロジーを進化させながら毎年アップデートし、今回の「ナイキ ペガサス 41」は誕生から41代目となる。

「ナイキ」は、2年間にわたって1000人のランナーからフィードバックを得て、さまざまな改良を加えたという。まず、「ペガサス」らしさは足入れするとすぐにわかるように、そのフィット感だ。足抜け感がなく、フィット感が向上している。

前足部と踵部には、エアズームユニットを搭載し、軽快さが感じられるクッショニングを実現している。さらに、ミッドソールにリアクトXフォームを採用し、エアズームユニットと融合したことで、反発性とクッション性がありながら安定感に優れた走りを具現化する。

アウトソールはワッフルソールを採用し、ロードはもちろん、砂利道、不整地でも安定感を発揮できる。アッパーにはエンジニアドメッシュを採用し、前モデルよりも軽量で通気性が向上している。2025年春には、「ペガサス プレミアム」も登場する予定で、「ペガサス」シリーズはつねにランナーの走りをサポートしていく。

5月23日は、「ナイキ ペガサス 41」のトークセッションが開催され、木南道孝記念の男子100mで10秒20で連覇を果たした坂井隆一郎選手(大阪ガス)、2021年開催の東京五輪・女子マラソン代表の鈴木亜由子選手(日本郵政)、5月に行われた第108回日本陸上競技選手権大会に出場し、4位の成績を収めた鈴木芽吹選手(トヨタ自動車)が登壇した。

坂井隆一郎選手は、「ペガサスシリーズは、39代目で初めて履きました。履いた時の安定感、気持ちの良さ が気に入っています。今の最大の目標はパリ五輪なので、9秒台を出していきたい」と語った。

鈴木芽吹選手は、「つねに2足のペガサスを持ち歩いていて、履いている時間が長いシューズです。さまざまな場面に使えるシューズで、いろいろなペースにも対応できるシューズです。5月に出場したレースでは、まだまだやれるという感触がありました」と、レースを振り返った。

鈴木亜由子選手は、パリ五輪の切符を目指して出場した名古屋ウィメンズマラソンを振り返り、「全精力を注ぎましたが、結果はダメでした。ただ、たくさんの方に応援いただきました」と、語っている。

トークセッション開催後にはトライアル ランセッションが行われ、鈴木芽吹選手が参加。参加者とともに「ナイキ ペガサス 41」の走りを楽しんだ。

「ナイキ ペガサス 41」は、ボルトカラーが6月上旬、ブループリントカラーが今夏にNIKE.COMや一部のナイキ販売店で発売予定。価格は16,500円。

41代目となるランニングシューズ「ナイキ ペガサス 41」が登場
(画像=「セブツー」より引用)