必食ソフトクリーム『ふきのとうジェラート』
GW時期の新潟の道の駅は、どこへ行っても山菜がたくさん並んでおり、それがとても印象に残っている。『道の駅 漢学の里しただ』でも、こごみやウルイ、コシアブラなどさまざまな種類の山菜を販売していた。
そんな道の駅で出会ったのが、ふきのとうのジェラート。地元・下田産のふきのとうを使ったジェラートだというが、全く味の想像ができなかったため食べようか悩んだ末、食べたことのない味のアイスだしチャレンジしてみよう!と注文することにした。
一口食べてみると、ふきのとうの風味が一気に口の中に広がり、そしてさわやかな苦みが余韻に残る。まさに春を感じられるジェラートだ。目からうろこのおいしさなので、見かけたら騙されたと思って食べてみてほしい。
こちらも味わいたい!『名物&名産品』
◆ごんぼっ葉笹団子
ヨモギの代わりにオヤマボクチをつなぎに使った笹団子で色の鮮やかさとオヤマボクチの風味が特徴。コガネモチ100%で作られており、団子のもちもち感が抜群。加工所で作られた手作りの笹団子はお土産にもピッタリの一品。こしあんと粒あんがある。
◆手作りひこぜん
下田地区の郷土料理。潰したご飯をわらじ型にして木に刺してから炭火焼きしたのち、煎ったエゴマ、酒、ミリン、砂糖を合わせた味噌を表面に塗って炙ったもので、昔はマタギの人達の冬場の携帯食だった。炙られたエゴマと味噌が香ばしい。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
新潟県中部の三条市にある『漢学の里 しただ』はR289沿いの山間地域にある道の駅。駐車場は広く、バイク用の駐輪スペースも用意されている。
道の駅施設は、農産物直売所とレストランからなり、建物の軒下にはベンチが並んでおり休憩ができる。
農産物直売所は地元産の農産物や土産品などを販売。道の駅の加工所で作られた、さつまいもまんじゅうやさつまいものコロッケなども並んでいる。テイクアウトコーナーではソフトクリームやケーキ、土日祝はおにぎりやおこわなども販売。下田産のブルーベリーを使ったソフトクリームも濃厚なブルーベリーの風味で美味。
レストランは地産地消をコンセプトに、地場食材を使った定食やソバ、郷土料理などを提供。地元農家の新鮮野菜を使った手作りご飯を味わえる。