日経平均 | 39,154.85円 ▼439.54円 |
為替 | 1ドル=154.61円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億9,926万株 |
売買代金 | 3兆8657億08百万円 |
値上り銘柄数 | 123銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,499銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.90% |
市況概況
円高を嫌気して大幅下落
米国株が軟調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られたことから本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しなどもあり、昨日の終値を上回るところまで買われる場面も見られた。それでも買い急ぐようなことでもなく上値が重いとなると再度売り直され節目と見られる39,500円水準で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には手仕舞い売りに押され、後場に入ると再度下値を試すような展開となった。じりじりと安くなる展開で前場の安値を下回り39,100円台まで下落となった。
さすがに39,100円台では下げ渋りとなったが、戻りも鈍く、39,200円を超えれば売られるという展開で改めて戻りの鈍さが確認されるとさらに売り直され、最後は手仕舞い売りを急ぐ動きで大幅安、最後の最後に買い戻しも入ったが安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安となった。先物はまとまった売り買いが指数を動かすという場面もほとんどなかったのだが、指数が戻しても先物に買いが入らない、買いが入らないから売られるという展開で指数を下押す要因となる場面もあった。
割高銘柄の修正安が続いているという印象だ。買戻しなどでいったん戻してもしっかりと戻しきるということでなく、ちょっと上値が重くなると売り直されるという状況になっている。
円高気味ということで逆に利上げ懸念が強まるというような印象で買い難いということだろう。割安銘柄、出遅れ銘柄は押し目という解釈で良いと思うので、買い下がるつもりで買っても良いのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線のサポートを確認するような展開となった。いったんここで下げ止まるか、遅行スパンがローソク足にサポートされる水準まで下落するか、いずれにしてもいったんここからは反発を期待しても良いのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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