
日経平均 | 38,183.26円 △539.00円 |
為替 | 1ドル=147.94円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 25億6,810万株 |
売買代金 | 6兆0169億49百万円 |
値上り銘柄数 | 782銘柄 |
値下り銘柄数 | 810銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 124.51% |
市況概況
大幅高だが円安一服感もあり上値も重い
米国株が急騰となり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われたことで本日の日本市場は買い先行となった。買い気配から始まる銘柄なども多く指数は大きく上昇しての始まりとなった。
ただ、円安が一服となった感もあり、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多くなり、一部日経平均に寄与度の大きな銘柄に大きく上昇する銘柄が見られたが、全体としては上値も重く実質的に本日の安値圏での引けとなった。
昼の時間帯も若干手仕舞い売りに押される展開で本日の下値模索という状況であり、後場も実質的な前場の安値を試すような始まりとなった。実施的な安値を下回らなかったことでいったん再度上昇に転じたが、指数に影響の大きな一部の銘柄は上昇が続いたものの総じて戻り売り、手仕舞い売りに押される状況は続き、最後は手仕舞い売りを急ぐ動きで実質的には安値引けとなった。
小型銘柄も堅調ながらも上値の重い銘柄が多く、グロース250指数やグロース株指数は堅調ながらも上値の重い展開となった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的な動きとならず、基本的にはまだまだ上がれば売り、下がれば買いという雰囲気で方向感は見られなかった。
急騰に次ぐ急騰で「関税ショック」前の水準を超えるような展開となってきた。特にそれほど大きく買い上がるような材料でもないと思うし、円安と言ってもまだまだ円高でもあり、買戻し一巡となったものから売られることになるのではないかと思う。5月に株を売れということで上値が重くなると一気に下値を試すような動きになると思う。買われすぎ銘柄は戻り売りで対処したい。
テクニカル分析
日経平均
雲を一気に抜けた形ではあるが、実質的には「坊主の陰線」であり、移動平均線からの乖離も大きくなっており、いったんは調整となると思う。遅行スパンとローソク足が「天底一致」の日柄となり、底入れから上昇に転じた日柄に近いこともあり、ここから一気に調整となるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。