マンション投資
(写真=Thinkstock/Getty Images)


ラクで儲かる!?「憧れの家賃収入」の知られざるコスト負担。実はこんなにもかかる!

年金額が下がり、支給開始も70歳近くになったら…年金だけでは足りない。将来への不安を感じ、老後のために少しでも安定した収入確保のため、マンション購入を考えるサラリーマンや公務員も多いのではないだろうか。ラクで儲かるはず、と憧れの家賃収入を得られても、そこにはいくつもコスト負担という落とし穴があることを知らなければならない。


退出トラブルは入居時に対策を

入居者の退室時に家主と入居者がトラブルにならないように、一般的には契約時に「賃貸住宅紛争防止条例」の書面を交わすが、実際、原状回復の費用負担は家主の泣き寝入りとなるケースが多くみられる。

例をあげると、入居者がクロスを一部破損させた場合、その一部分だけを入居者の負担とすることが多い。クロスの場合、その部分だけを張り替えると他の部分と色が異なってしまうため、壁全面を張り替えなければならず、入居者の負担分以外は家主の負担となる。

また、タバコのヤニによる汚れの場合、入居者が負担すると書面にあるにもかかわらず、入居者は張り替えすべてを負担することを拒否するケースもある。タバコのヤニはクリーニングでは落としきれず、全面張り替えは避けられない。

フローリングもクロス同様、破損させた部分だけが入居者負担となり、これも一部だけを張り替えることは難しく、全面を張り替えた場合、家主の負担の方が大きくなるのは当然である。

原状回復問題を、退室時の問題と捉えると、入居時からどのくらい変化したかの判断が難しくなるので、入居する時点で、家主と入居者とで室内の状況をよく確認しておくことが大事である。入居時の室内と退室時の室内を比較して解決するという契約にしておくと、トラブル防止につながる。