米大手企業におけるマーケティングオートメーション導入はCMOの戦略
米国大手企業において、CEOやCFOをはじめとするCクラスの役職者の中で、もっとも在任期間が短いのがCMO(チーフマーケティングオフィサー)であり、2年を切る期間での交代があるとも言われている。
短期間で前任者とは異なる戦略を提示し、その成果をあげなければならない米国系企業のCMOは、ビッグデータの利用のみならずマーケティングオートメーションの導入にも、きわめて積極的であると言われている。このような背景からも、米国では短期間でマーケティングオートメーションの導入が進んでいるのだ。
国内企業における先進マーケティングツール導入の現状
ところが日本市場での状況は若干異なる。その違いの一つとして挙げられるのは、多くの企業にCMOというポジションが設置されておらず、マーケティング部門はそもそもビッグデータ解析のためのDWH(データウエアハウス)導入の予算も持っていないということだ。
よってマーケティングオートメーションのような先進ツールを、IT部門に先行して導入するイニシアチブを持つマーケティング責任者はきわめて少ないのが実情である。
はたして、データビジネスとCRMで既に先進的な地位を確立しているオラクルが、日本国内でいかに効果的なマーケットオペレーションを展開できるかが、大いに注目されるところだろう。(ZUU online 編集部)
【関連記事】
注目の水素ステーション&燃料電池関連銘柄10選!
まだまだ知らない人も多い「マイナンバー制度」 関連銘柄厳選4社
日経新聞も?過去1年分の新聞記事が全て閲覧可!ネット証券、最新情報サービスが凄い
急激に加速する「自動運転車」開発競争 抑えておきたい関連銘柄 10選
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法