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(写真=Thinkstock/Getty Images)


明るい兆しが見えた今年の就職戦線

アベノミクスが遅まきながら効果を発揮しはじめた昨今、本年度の大手上場企業の新卒採用枠は増えており、学生たちも昨年に比べ内定率が格段に上がったと感じているようだ。昨年はまさに氷河期で、希望の企業に就職できたのは一部の優秀な学生だけだった。

しかし、この3月に大学を卒業する新卒者たちは、当初より内定や内内定をもらう学生が飛躍的に増えている。しかも皆、かなり高い確率で希望の就職先に就職できたらしい。私自身の愚息も、いわゆる旧財閥系といわれる企業から早くに内内定をいただいた。就職が決まり、卒論の発表も終わり、今は卒業式と入社へ向かっての研修合宿を待っているところだ。

彼の同級生たちにも話を訊いてみたが、多くが昨年までとははっきりと状況が変わっていたという感想だった。先輩たちの年度は、選択肢は限られ、新卒者の募集枠もほとんどなかった。だが今年度は、多くの企業が当初より積極的に採用する姿勢を見せ、学生たちも就職活動に張り合いと希望を抱けたという。

そのような状況下ではあったが、やはり学生たちは十人十色。それぞれの選択肢は異なっていた。
昨年までの先輩たちには選択肢などなく、就職さえできれば御の字であった。だが今年は、それぞれの学生が将来像を描きながら就職活動できたという。
愚息のように大手上場企業ばかりをねらう学生もいれば、ユニクロのような独自の企業戦略でグローバル化をめざす会社ばかりを選んで就職活動をする学生もいたし、中小企業ばかりをねらって就職活動をする学生もした。それぞれめざす方向が違っていたし、それが今年度は可能だった。