ヘッジファンドは扱い額も大幅増加でオーソドックスな投資の存在へと変化

一昔前のヘッジファンドというのは、公募により資金を集める投資信託とは大きく異なり、機関投資家や富裕層から直接資金を集め、デリバティブや空売りなどありとあらゆる手法を駆使して大きな収益率を確保する存在として注目されたものだ。

しかし、最近ではその運用資金も巨大化し、エキセントリックな手法が通用しなくなりつつある。それだけに投資手法もオーソドックスなものが多く、結果として株のインデックス売買よりも低い運用益しか出せないといった事態に陥っている。

これまでは磐石な利益獲得の座を築いてきたヘッジファンドは、カルパースの戦略変更に見られるように、その存在意義に変化の兆しが現れ始めた時期にさしかかってきているのかもしれない。(ZUU online 編集部)

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