水素燃料電池
(写真=Thinkstock/Getty Images)

燃料電池車(FCV)普及の本格化に向けて、技術開発をさらに進める体制の整備が追って進んできそうだ。

政府だけではなく、世界的にも自動車メーカー最大手といえるトヨタ自動車 <7203> らもこぞって技術開発を進めるFCV普及を目指す研究事業を新たに開始することを、NEDOが6月5日に明らかにしており、大学や企業の研究開発を強力に後押しする姿勢を明らかにした。政界、学界、産業界が一体となってFCVの普及に向けて取り組みを強化する。

FCVの普及に向けては、駆動力となる電気をより効率的に発電するために、水素と酸素をより効率的に反応させる白金触媒の開発や、コスト低減のために白金の使用量の削減などの課題があった。ほかにも、燃料電池の内部構造や反応の仕組みを解析する技術などが必要とされており、技術的な課題はまだ多い。

今回、NEDOでは、こうした課題に対処する15種類のテーマを採択。「触媒・電解質・MEAの解析、セル評価」「酸化物系触媒の革新的高機能化のためのメカニズム解析」「カーボン系複合電極触媒」などPEFC解析技術開発についてや、「先進低白金化技術開発」「高出力・高耐久・高性能燃料電池材料のコンセプト創出」「不純物高耐久性次世代アノード電極のコンセプト創出」「白金ナノシート触媒の研究開発」などセルスタックに関わる材料コンセプト創出についての研究を進める。

ほかにも、生産性の向上を図るために、プロセス実用化技術開発研究も支援する予定で、「コアシェル触媒の大量生産技術開発」「高信頼性炭化水素系電解質膜のプロセス実用化技術開発」「フッ素系高分子電解質原料の低コスト合成プロセス開発」「革新的センシング機能を有するCCM量産製造装置開発」「カーボンセパレータの製造プロセスおよび品質管理プロセスに関する実用化要素技術開発」などのテーマが上がっている。(ZUU online 編集部)

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