(写真=HPより)

外食チェーン各社がアジア各国への出店を加速させている。高級店ではなく、日本人にもなじみの低価格メニューを提供するチェーン店ばかり。狙うのは東南アジアの中間層だ。

急成長『丸亀製麺』がマレーシアに出店

讃岐うどんチェーン『丸亀製麺』などを展開するトリドール <3397> は今年5月マレーシアに進出。クアラルンプールに2店舗を出した。2020年末までに10店舗を視野に入れる。

製麺機を備えるオープンキッチンで茹で上げられるコシのある麺が特徴で、海外では台湾で特に人気が高く12店舗を出店。東南アジアでは他にタイ23店舗、インドネシア20店舗、ベトナムで4店舗を構える。同社は2025年末までに「グループ売上高5000億円」、「世界の外食企業トップ10入り」を目指している。

東南アジア域内でうどんが受け入れられている理由について同社広報は「日本への興味、関心の高まりが背景にあると思いますが、本格的な日本の食事を、手軽な価格で食べられることが支持されている理由だと思います。現地の嗜好を反映した現地化メニューがあることも一因かと思います」と分析する。

日本では、290円の「釜揚げうどん」(並)はマレーシアでは10.8リンギット、約350円。同社広報は「高級な和食としてではなく、あくまでも日常的に利用することが可能な和食となるよう、現地のファーストフード、高級業態や屋台と比較検討して、リーズナブルな価格に設定しています」と説明する。