米国株 投資 (写真=PIXTA)

米国では、利上げがいつ行われるかに注目が集まっている。利上げが行われるタイミングが、米国株の値動きに影響を与えると考えられているからだ。

米国株の中には、Google(Gグーグル) やApple(アップル) など、日本でも一般的に広く利用されているサービスや製品に関わる銘柄が多数ある。では、こうした米国企業の株式に投資するには、どうすればよいのだろうか。実は、日本の証券会社からでも米国株への投資は可能なのだ。


米国経済の現状

リーマン・ショック以降、金融緩和などにより米国経済が回復してきていることは、データなどから見て取れる。

まず、米国のGDPについては、2008年のリーマン・ショック以降、堅調に回復・成長している。2015年4-6月期のGDPを見てみると、季節調整済みの年率換算値で、前期比+3.7%であった。途上国では2桁の経済成長率を達成している国もあるが、米国が先進国であることを考えると、+3.7%は低くない水準である。

さらに、GDPのみならず、雇用統計から分かる失業率も堅調に低下してきている。リーマン・ショック後、一時的に10%近くとなっていた米国の失業率は、2015年に入ってからは5%台で推移している。したがって、雇用の面から見ても米国経済はリーマン・ショック後の大きな不況状態から脱しつつあると言える。


世界情勢を絡めた米国経済の今後の見通し

現在の世界情勢を見ると、中国経済の減速、それに波及する新興国経済の懸念、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和観測などがある。また、米国利上げ観測により、資金が米国へ流入することも意識しておきたい。

中国をはじめとする新興国や、ヨーロッパ、日本では、金融緩和する方向で話が進められている。金利を引き上げるという議論はほとんどなされていないと言える。一方、米国では「利上げ」、すなわち金融引き締めに動くという議論がなされている。米国の利上げ時期は明確ではないものの、他国と比べた場合、米国が金融引き締めの方向に向かっているということは、米国経済の回復基調を裏付ける根拠の一つと考えられる。

為替レートを見ると、ブラジルレアルや南アフリカランドといった新興国通貨が、そろって米ドルに対して下落しており、新興国から資金が引き上げられていることが分かる。実際に米国で利上げが行われれば、さらに米国への資金流入が増加する可能性もある。


米国株投資のメリット

このように、米国経済の回復が進んでいると考えられる要因が複数あることから、米国株に投資すれば利益を上げられる可能性がある。また、米国株への投資には、米国経済動向以外の観点から見てもメリットがある。

まず、GoogleやAmazon(アマゾン) などといった、世界的に名だたる企業に投資できることが挙げられる。日本にも多くのグローバル企業があり、上場企業も少なくないが、米国にはさらに多くの有名企業が存在する。

また、米国では知名度にかかわらず企業数自体が多く、米国株に投資できるETF(上場投資信託)も豊富だ。このことは、米国株投資における選択肢の多様さを意味している。財務分析や成長性の検討など、自分なりの銘柄スクリーニングを行った結果、投資に適しているとの判断に至る銘柄を増やすことが期待できるのだ。

さらに、米国株全体を見れば、日本の株式よりも高配当であることが指摘できる。日本企業も株主還元に対して積極的になりつつあるが、現状では、高めの配当を設定している米国のほうが、株主への利益還元を行う度合いが高いと言える。

このほか、市場が流動的で取引が活発であること、1株から購入できることなどにも注目したい。市場の流動性が高いということは、自分が売買したいタイミングで取引が成立しやすいことを意味している。また、1株単位での購入が可能であれば分散投資が少額で行え、リスク低減に役立つ。


米国株投資のデメリットと解決策

米国株投資には多くのメリットがあることを紹介したが、もちろんデメリットも存在する。しかし、それは「 マネックス証券 」を用いることで解消できる。

一般的に米国株投資のデメリットとして挙げられるのは、取引手数料の高さ、企業情報の少なさ、為替リスクなどである。


【取引手数料の高さ】

マネックス証券の最低取引手数料は、業界最安値の5ドルに設定されている。他の証券会社では25ドルかかることを考慮すると、圧倒的に安い。1ドル=120円で換算すれば600円となるが、購入した株式が値上がりすれば、値上がり益で即座にカバーできる可能性があると言える水準である。


【企業情報の少なさ】

マネックス証券では四半期に一度「米国株厳選銘柄レポートBOOK」を作成している。マネックス証券に口座を開設していれば誰でも見ることはでき、このレポートを活用すれば、入手しにくい米国企業の情報も得やすくなるだろう。


【為替リスク】

マネックス証券での米国株投資は米ドル建てである。ポートフォリオに円、ドル両方を組み込むことは、むしろリスクヘッジになり得る。分散投資に当たっては、銘柄・資産種類・投資時期などを分散する必要性が指摘されており、通貨分散もリスクヘッジのためには望ましい。これは、為替が円安、円高どちらに振れようともリスクを回避できることを意味している。また、米国株取引を通して、さらに分散度合いの高いポートフォリオを組むことが可能だ。


米国株に強いマネックス証券

米国株投資に強いネット証券には、「 マネックス証券 」がある。マネックス証券における米国株の強みとは何なのだろうか。


【圧倒的に多い取扱銘柄数】

まず、米国株式の取扱銘柄数が約3000と、ほかのネット証券に比べて圧倒的に多い。 3000銘柄もあるとむしろ迷ってしまうが、マネックス証券には適切な銘柄選択に役立てられる最先端の取引ツールが用意されている。また、取扱銘柄の日本語検索が利用できるのも、初心者にはうれしいサービスだ。約3000にも及ぶ選択肢から、これと求める銘柄を発掘するための支援が充実していると言えるだろう。


【業界最安値の手数料】

さらに、実際に取引を行う段階でもメリットがある。一つには、最低5ドルからという業界最安値の手数料が挙げられる。米国株投資は1株から少額投資できるにもかかわらず、最低手数料の高さから、1株単位での購入をためらう人も多いのではないだろうか。最低手数料が低く抑えられていれば、少額投資にも手が出しやすくなる。


【時間外取引に対応】

次に、主要ネット証券の中で唯一、時間外取引に対応している点も大きい。なかなか投資に時間が取れない人でも、時間外取引を活用することで米国株への投資を実現できる。また、口座開設者向けに無料の優良オンラインセミナーを多数実施していることでも知られており、情報収集の面でも利点があるなど、マネックス証券には米国株取引に役立つ環境が整えられているのである。


米国株投資をはじめるなら今!

米国経済は、利上げに向かっている点から見ても良好な状態にあると考えられる。それもあり、今、米国株投資が注目されている。米国株投資をするなら、多くのデメリットを緩和しメリットを提供してくれる マネックス証券 を活用してみてはいかがだろうか。

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