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【ノマドになるために】

独立に向いている資格 その2:司法書士/税理士/宅建士

(画像提供=BUSINESS NOMAD JOURNAL)
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司法書士/税理士/宅建士

数あるビジネス系プロフェッショナル資格の中から、独立志向のビジネスパーソンが取得を視野に入れるといい資格を紹介するこのシリーズ。前記事に続き「司法書士」「税理士」「宅建士」を取り上げ、その仕事内容と取得後のキャリアイメージに迫った。

「司法書士」――不動産登記と商業登記が2本柱

◆資格取得後ほとんどが独立

司法書士は不動産登記と商業登記を2本の柱とする資格だ。資格スクール「大栄」を運営するリンクアカデミーのサービス開発本部、楠本邦晴氏に難易度を聞くと「合格率は3%台です。それでも近年、合格率が上がってきて、今年は3.9%。学習期間では1年で合格する人はまれです。2年から3年かけて学習して合格される方が多いですね」とのことだ。

試験は年に1回、7月に催される。選択式試験と、規定通り正確に申請書類を書く書式の試験に分かれている。知識の取得と、書類の書き方を覚え込んでいく学習だと言う。

特徴的なのは、資格取得後に、ほとんどの人が独立開業をすること。「司法書士の場合は、資格の取得後に企業内で働くことは、ほぼありません。合格すると司法書士会から研修先が紹介されます。そこで1年ほど働いて実務を覚えて、それから独立するパターンが多いのです」。

難関と言われる資格だけに取得後の競争相手は比較的少なく、開業する利点は多いと言われている。同スクールの事例でも、多くの合格者が自宅を事務所に兼用するところから開業している。

「自宅に来客があるのは困る」と思われるかもしれないが、顧客が直接、来所することは少ないというから、そうした始め方でも問題ないのだろう。まず実績をつくって、業務が拡大してから事務所を借りればいいわけで、同スクールの卒業生もそうするケースが多いそうだ。

◆営業力で顧客を開拓できれば高年収も難しくない

開業にあたり、努力次第ではあるが1000万円以上の収入は珍しくはない。大切なのは、やはり営業力だ。例えば、不動産登記の業務は金融機関からの紹介が多いという。金融機関出身の合格者であれば、前職の人脈から仕事が広がることもあるだろう。

同スクール卒業生が取っている営業スタイルで多いのは、まずは名刺を持って金融機関や不動産会社に挨拶を行なうことだという。そうした地道な活動を続けるうちに、顧客からの紹介が増えていくというものだ。

とはいえ、いきなり希望以上の案件が取れるとは限らない。この資格に限らず、独立するならある程度は生活費を確保しておいたほうが気持ちの上でも楽だろう。そうすることで、じっくりと地域に根付いた丁寧な業務、営業ができるはずで、それがさらに継続、新規案件獲得につながるはずだ。

リンクアカデミーのアシスタントマネージャー、野本美穂氏は取得後のキャリア形成について「司法書士は、他の士業の方々とネットワークを結んで業務拡大をされる方が多いようです。不動産の取り扱いが多い業務のため、堅実に営業を重ねていくことで信頼を培うことが大切です。また取引先の課題を解決するため、引き出しの多さも必要。キャリアアップのための学習を続けることが求められます」と説明する。

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「税理士」――税の申告書類を税務署に提出、中小企業や商店主が顧客
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