マネックス証券は、つみたてNISAで運用可能な投資信託が157本となっており、主要ネット証券会社の標準的な水準です。主要ネット証券業界では、SBI証券が最もつみたてNISAの投資信託取扱数が多くなっています。そのため、多くの投資信託から投資先を選びたい方はSBI証券を検討してみてください。
一方で、マネックス証券は取扱銘柄数はSBI証券に劣りますが、つみたてNISAで人気の高い投資信託をSBI証券同様に多く取り扱っています。人気の高い投資信託を購入したい方は、マネックス証券も検討してみてもいいかもしれません。
つみたてNISA全体の投資信託の対応銘柄数と楽天証券の対応銘柄数 |
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指定インデックス投資信託 |
アクティブ投資信託等 |
合計 |
金融庁が定めた積立NISAで扱える投資信託 |
185種類 |
24種類 |
209種類 |
マネックス証券で購入できる投資信託 |
140種類 |
17種類 |
157種類 |
インデックスファンド
インデックスファンドとは、日経平均やS&P500などの特定の株価指数と値動きが連動するようにつくられた投資信託です。信託報酬が低いことが多く、低コストで分散投資ができます。
マネックス証券のインデックスファンドの取扱数は主要ネット証券業界の標準的な水準です。つみたてNISAで取扱可能な金融庁の指定インデックスファンド185本のうち、2022/12/13現在、マネックス証券では140本を取り扱っています。
つみたてNISAのインデックスファンドの取り扱いが最も多いのはSBI証券です。より多くのファンドから投資先を選びたい方は、SBI証券を検討してみてください。
一方で、つみたてNISAのインデックスファンドとして人気の高い、以下の投資信託はマネックス証券で全て購入可能です。
つみたてNISAで人気のインデックスファンド
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
上記4つの投資信託はSBI証券、auカブコム証券、松井証券でも取り扱っています。人気インデックスファンドを購入したい方はマネックス証券やこれらの証券会社を検討してみてもいいかもしれません。
証券会社別 金融庁指定インデックスファンド取扱数 |
証券会社 |
指定インデックスファンド取扱数(本) |
マネックス証券 |
140 |
SBI証券 |
165 |
楽天証券 |
161 |
auカブコム証券 |
162 |
松井証券 |
160 |
SBIネオトレード証券 |
0 |
アクティブファンド
アクティブファンドとは、インデックスファンドと異なり、各種指数を上回る運用を目指す投資信託です。運用会社が調査・分析を行い、ファンドを構成する株式などの銘柄を入れ替えながら運用を行います。インデックスファンドと比較し、信託報酬が高いことが一般的です。
マネックス証券のアクティブファンド取扱数は、主要ネット証券業界で標準的な水準です。つみたてNISAで取扱可能な金融庁が定めるアクティブファンド等24本のうち、2022/12/13現在、マネックス証券では17本を取り扱っています。
アクティブファンドの取扱数が最も多いのは楽天証券です。そのため、より多くのアクティブファンドから投資先を選びたい方は、楽天証券を検討してみてください。
一方で、つみたてNISAのアクティブファンドとして人気の高い、「ひふみプラス」はマネックス証券で購入可能です。楽天証券やSBI証券、松井証券、auカブコム証券でも購入できますが、「ひふみプラス」の購入を検討している方はマネックス証券も検討してみてもいいかもしれません。
証券会社別 金融庁が定めたアクティブファンド等の取扱数 |
証券会社 |
指定アクティブファンド取扱数(本) |
SBI証券 |
20 |
楽天証券 |
22 |
松井証券 |
18 |
auカブコム証券 |
18 |
マネックス証券 |
17 |
SBIネオトレード証券 |
1 |
ETF
ETFは上場した投資信託です。投資信託では価格が決まるタイミングが1日に1回ですが、ETFでは株式同様、市場でリアルに価格が動きます。
マネックス証券は、つみたてNISAでのETFの取り扱いをしていません。また、2022/12/3現在、主要ネット証券業界でつみたてNISAでのETF購入が可能な証券会社はありません。