ビニール傘,男性
(写真=Thinkstock/Getty Images)

もうすぐ6月、憂鬱な梅雨の季節に突入だ。ジメジメした空気に気分も沈みがちになるが、雨の日でも色とりどりの傘が心を和ませてくれる。

日本の傘事情を調べてみたところ、ウェザーニューズ「世界の傘事情調査」によれば、日本は降水日数世界35か国中13位であるにも関わらず傘の所持数は世界一、1人の平均所持数は世界平均2.4本に対して日本は3.3本とのことだ。日本人は雨に濡れるのを嫌い、世界の主流が折りたたみ傘に対して長傘を好むようだ。

持つ傘にその人の仕事ぶりが表れる

傘が荷物になるのを嫌う気持ちもわかるが、雨の予報が出ている日にビニール傘を差しているのは準備不足な人と見られる可能性もある。天気予報で雨が予想されていても、出かけるときに雨が降っていないと後で買えばいいと考え、傘を持たない方もいることだろう。だが、仕事において準備不足は仕事のできない人だとみなされてしまう。

仕事のできる男性は、カバンの中に折りたたみ式の傘を常備している。そうした意識は、仕事ぶりにも表れる。仕事の段取りや資料作成、コミュニケーションなど細部にわたって目を届かせた仕事ができたりするものだ。つまり雨の日に持っている傘で仕事ぶりまで見えてきてしまうのだ。

そうは言ってもどうせ傘はなくすからという意見が出てきそうだが、そもそもなくすことを前提にしているのは仕事が出来ないことを前提にしているのと同じではないだろうか。

コスト意識が傘に表れる

安価なビニール傘は安いからまた買えばいいと思いがちになるが、結局お金を無駄遣いしてしまうコスト意識のない人なのかもしない。そして、傘をまた買えばいいと思っている人は他の事でも同じく将来も見据えたコスト感覚を持っていなかったりするのだ。

例えば、安いからといって色違いで服を何枚も買うが、結局1着しか着ずに残りはシミになって着なくなった例、家にあるのに出かけるたびにハンカチを忘れて買ってしまう例、半額になっているからといって多めにお惣菜を買ったが結局食べられず捨ててしまう例、安売りしているからまとめ買いをしたが後日さらに値段が下がった例など。

年間を通じてそうした無駄遣いが積み重なれば、数万円、数十万円となるだろう。目先の安さで判断していると、トータルコストで物事を考えられない人ということになる。

傘にその人のセンスが表れる

実は、傘1本でその人のセンスもわかってしまう。女性は傘をファッションの一部としてとらえる人が多いのだが、男性は雨をしのげればいいと思う人が多いようだ。

例えば高級スーツにビニール傘やお葬式に派手な傘、服と傘の色がアンバランスな人はセンスを疑ってしまう。女性視点からもそんな人を見るとどんなに高級なスーツを着ていてもどんなに高級な車に乗っていてもあまりかっこいいとは思わない。

むしろ、せっかくの高級品を生かし切れずむしろ価値を下げているのだ。金額が高いから良いというわけではなく、傘や小物など一見見落としそうなもの気遣いをしている人はとても好感が持てる。

とはいえ、ビニール傘が悪いというわけではない。時にはビニールの透明性が必要な場合もあるだろう。天皇家などは透明がゆえに顔が見やすいという理由でビニール傘を使用している。いわゆる機能性も考えた使い方だ。ただし高級なビニール傘を使用しているようだ。傘にコストと機能性も考えて使用しているとなるとこれもまた仕事が出来る男だったりするのではないだろうか。

今年はビニール傘を変えてみては?

もともと仕事が出来ないから安価なビニール傘でもいいやと思う人もいるかもしれない。そこはまずちょっと良い傘を買ってみることから始めてみてはいかがだろうか。そうした気配りが仕事力にも変化を生み出すきっかけになるのだ。

今年の梅雨は傘を変えることで「安物買いの銭失い」から脱却して「仕事のできるセンスある男」を目指してみよう。

廣木智代ファイナンシャルプランナー(CFP)
結婚後、家業のスナックで手伝いをしていたが母の引退と共に廃業。家計の苦しさを埋めるための我が家の保険の見直しをきっかけに、お金に賢くなるお手伝いをするべくCFP資格を取得。心と体とお金の健康バランスを軸に、個別相談、セミナー、執筆を展開中。 FP Cafe 登録FP

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