ロゴクリエーター

企業や店舗のイメージを決定づけるロゴデザイン。今は「InstaLogo」などのロゴ作成アプリ、Windows用のフリーペイントソフト「PictBear」などでも簡単に作成できる時代になった。

エンジニアやデザイナーと、企業とのマッチングを行なうサイト「クラウドワークス」では、企業やイベント、店舗などのロゴデザインの仕事もある。ロゴデザインは基本的にコンペ形式が多く、提案してコンペを勝ち抜くと2~10万円(一例)ほどの収入が見込める。仕事を請け負うには登録が必要。技術よりも発想力やセンスが求められる仕事だ。

占い師

西洋占星術、タロットカード、易占い、手相占いなど、ひと言で「占い」といっても種類はさまざま。まずは、本などで独学で勉強するか、占い師に弟子入りする、あるいは占いスクールに通うことなどから始めるのが一般的。

鑑定方法は、対面、電話、メール、チャットと多様なので、選び方次第で自由度は高い。インターネット上で鑑定士の募集をしているところは多いが、玉石混淆なのでサイト選びは慎重に。報酬は、対面なら鑑定料の半額くらい(一般的な鑑定料は3,000~5,000円)、電話の場合は1分50円ほどが相場。

オンライン日本語教師

国内外の語学学習サイトで、スカイプなどを使ったオンライン日本語教師のニーズが高まっている。たとえば「ジャパンオンラインスクール」の場合、大学で日本語教育を専攻(修了)していたり、日本語教育能力検定試験に合格しているなど、日本語教育のノウハウがあることが講師となる条件で、英語などの外国語の能力は必須ではない。

一般的な時給は1,000円前後~3,000円ほどの能力給。オンラインならば、自宅で空き時間に仕事ができるうえ、時差を活かして深夜や早朝などの時間帯にも授業ができるメリットがある。

観光ガイド

外国人旅行客が増えている昨今、「通訳案内士」という資格が注目を集めている。日本政府観光局による国家資格で、試験では英語やフランス語、中国語などいずれかの外国語力(英語なら英検1級程度)に加え、日本の地理や歴史の知識が求められる。

資格取得後は旅行代理店や日本観光通訳協会などに登録し、観光ガイドの仕事を紹介してもらう。日当は1~3万円程度が相場。会社が休みの日など自分の都合で日にちを選べるが、拘束時間はそれなりにある。東京オリンピックの際にはニーズの高まりが期待できそうな仕事だ。(THE21編集部 取材・構成:麻生泰子)(『 The 21 online 』2016年6月号より)

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