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(画像=Webサイトより)

世界中のスタートアップによるワールドカップが行われることになり、現在地区予選が開かれている。既に8月にインドネシア・ジャカルタで開かれており、日本では9月21日、アドテック東京の会場で行われる。各地区の予選を勝ち抜いた16のスタートアップが出場する決勝大会は来年3月、シリコンバレーで行われる予定で、優勝賞金は100万ドル。現在、9月21日の東京地区予選の観覧者を募集している。

会場は東京国際フォーラム

「スタートアップ・ワールドカップ」の主催は米国シリコンバレーに本社を構えるFenox Venture Capital。東京予選は9月20日-21日の日程で東京国際フォーラムで開催される「ad:tech tokyo(アドテック東京)2016」の会場で行われる予定だ。

北南米、欧州、アジア、中東、オーストラリアの地区大会を勝ち抜いたスタートアップ企業が、2017年3月24日にシリコンバレーで行われるグランドフィナーレ(決勝大会)に出場する。日本の優勝企業は、日本代表としてグランドフィナーレに出場、他の15企業と100万ドルの投資支援をかけて戦う。

東京の後は南ア・ヨハネスブルク、イスラエル・テルアビブと続き、2017年2月の英国・ロンドンまで続く予定だ。

日本の地区予選に登場するスタートアップ10社

日本の地区予選に出場するスタートアップは10社で、AsMama(子育てシェア事業)、Alpaca(人工知能によるトレーディングサービス開発など)、テラドローン(産業用ドローン事業)、トリプル・ダブリュー・ジャパン(排泄予知ウェアラブル事業)、FiNC(専門家や人工知能によるコーポレートウェルネスなど)、FULLER(スマートフォンアプリデータ分析事業)、マネーフォワード(自動家計簿・資産管理サービスなど)、ミライセルフ(人工知能による人材採用配置最適化ツール)、ユニファ(家族コミュニケーションを豊かにするポータルメディア事業)、Liquid(人工知能による生体認証プラットフォーム)−−だ。

審査員は実業家の堀江貴文氏、インフォテリア社長兼CEOの平野洋一郎氏、gumi社長の國光宏尚氏らが務める。

主催するFenox Venture Capitalのアニス・ウッザマンCEOは、地区大会を勝ち抜けば優勝企業として100万ドルの出資金が受けられなくても、グランドフィナーレに、世界中の名だたるVCやGoogle、IBMなど大手IT企業の関係者が来場するため、そうした企業とパートナーシップを結んだり、投資してもらえたりするチャンスがあることを指摘。「具体的なコネクションがないもののグローバルに戦いたいスタートアップには、成長を加速することができる良い機会」と話している。

日本地区の予選では、ピッチ(プレゼンテーション)は英語で行われるが、同時通訳レシーバーもオプションで用意される。イベントでは堀江氏が登壇するディスカッションも行われるという(こちらは日本語で)。

日本を代表するスタートアップ10社の力のこもったプレゼンを見られる機会はそうない。もしかしたら、この中からグローバルマーケットを席巻する企業が生まれるかもしれない。

詳しい情報は スタートアップ・ワールドカップ 、チケットなどの情報は アドテック東京 。(ZUU online 編集部)

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