Jリーグ,サッカー,株主
(写真=Thinkstock/Getty Images)

Jリーグ加盟チームは、選手のモチベーションを維持し、チームの成績を良好に保つためにも、選手の人件費やチーム運営費などの適切な経営が求められる。チームの経営は、主に運営会社に出資することで運営の発言権を有する「株主企業」と、広告料を負担する「スポンサー」企業により支えられている。応援しているJリーグ加盟チームがどのような企業により支えられているのかいくつか取り上げて紹介していこう。

浦和レッズ 株主:三菱自動車

不正問題で揺れた三菱自動車。浦和レッズ運営子会社の株式を50.6%保有しているが、今後その保有率を20%未満に引き下げる方向で現在最終的な調整を行っている。三菱自動車自体も、10月中に横浜F・マリノスを運営する会社を傘下に持つ日産自動車の出資を受ける予定だが、Jリーグはいくつものクラブを子会社ならびに関連会社に持つことを禁止しているため、三菱自動車は浦和レッズの株式を売却することで関連会社から外す方針だ。

その他「Jリーグ加盟チーム」の出資企業は?

それでは、現在の各Jリーグ加盟チームに対しては、実際どのような企業が出資しているのだろうか。

特に一般的に有名な企業が出資している例を数例挙げてみる。項目は、Jリーグチーム名(運営企業)、主な出資企業(事業内容・連結売上額)主な出資企業の特徴など。

鹿島アントラーズ 株主:新日鐵住金

2012年10月1日に、国内の鉄鋼最大手である新日本製鐵が第3位の住友金属工業を株式交換することにより発足。粗鋼生産量をベースとした数値で世界2位の宝鋼集団と3位ポスコを上回ることになり、首位を独走中のアルセロール・ミッタルを追いかける筆頭となる。

柏レイソル 株主:日立製作所

前身は、銅と硫化鉄鉱を産出する茨城県日立市にあった久原鉱業所日立鉱山。総合電機としては最大の規模であり、日本の全ての業種中でもトヨタ自動車に次ぐ規模の従業員数を誇る巨大企業。

横浜F・マリノス 株主:日産自動車

本社が神奈川県横浜市にある日本大手自動車メーカー。現在は、フランスの自動車大手ルノーが日産株式の44パーセントを所有しアライアンス関係となっている。その結果、世界販売台数はルノー・日産連合で世界第4位にまで拡大。国内での販売台数は、2015年度でトヨタ・ホンダ・スズキに次ぐ第4位。

ジュビロ磐田 株主:ヤマハ発動機

主にオートバイを中心とした輸送用の機器を製造・販売するメーカー。二輪の売上高は世界第2位、船外機やウォータービークルの販売台数に至っては、世界首位となっている。

名古屋グランパスエイト 株主:トヨタ自動

世界最大手を誇る日本の自動車メーカー。単一メーカーとして日本最大規模であり、世界各地にも拠点を有している。グローバルに展開するトヨタグループの中核を占めている。

ガンバ大阪 株主:パナソニック

創業者は日本で最も有名な経営者の1人「松下幸之助」。家電製品の他にも通信機器・産業機器・住宅設備・通信機器・環境関連機器など、多角的な事業運営を電気機器を中心として展開している。

このように、株主状況をみていくと、Jリーグ加盟チームに関しては、日本を代表するような巨大企業による出資サポートが多く行われているのがわかる。チームの母体とも言える「株主企業」に関しては、株主企業に浮き沈みがあれば、サポートを受けているJリーグチームの運営にも直接影響を与える可能性が出てくる。そういったビジネス的な観点でみると違った楽しみを見つけることができるのではないだろうか。(ZUU online 編集部)

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