この記事は2025年6月30日に「CAR and DRIVER」で公開された「5月輸入車販売、メルセデスが首位奪回。ジムニーノマドは増産決定!(2025年5月・ブランド別輸入乗用車販売TOP20 )」を一部編集し、転載したものです。
5月の海外ブランド輸入車新規登録台数(乗用車)は1万8062台、前年同月(1万7088台)に対し、105.7%と5カ月連続の増加。一方、「日本ブランド」の5月輸入乗用車販売は、7551台、前年同月比127.9%。海外、国内ブランド合わせた輸入乗用車計では2万5613台、同比111.4%だった。

5カ月ぶりに輸入ブランド首位のメルセデス・ベンツ。写真は販売主力のGLC。3月にはエントリーモデルも追加され販売強化へ。
前月4月、インド生産のジムニーノマドの販売開始効果で初のトップに立ったスズキ。5月は2位に後退し、代わって5カ月ぶりにメルセデス・ベンツがトップを獲得した。WR-Vの仕様変更が段階的に進むホンダはTOP3転落の5位となった。ニューモデル投入効果でBMWミニが前年同月比192%、BYDが同438%と好調。

インド・グルガオン工場での増産が決定したジムニーノマド。2025年7月からの日本向けの月間生産台数を約3300台に増産することが発表された。100カ国以上に輸出されている人気車種だけに日本のファンにとっては嬉しい知らせ

新型A5の導入で勢いを増しそうなアウディ。5月は前年同月比111%と好調。写真はA5アバント TFSIクワトロ(150kW) 価格:706万円

新型モデル追加、充実で好調のBMWミニ。前年の約2倍の登録台数

5月セールス前年超えのフォルクスワーゲン。「Type 2」のDNAを継承する電動ミニバン『ID. Buzz』の注文受付が開始された。価格は888.9万円。出荷は7月下旬以降

中国のBYDが前年比4倍のセールスで好調。一方、韓国のヒョンデも拡販に向け4月ヒョンデ・インスター(写真)を投入した。先行予約では300台超えの受注。両社の今後の動向にも注目

Writer:カー・アンド・ドライバー編集部
(提供:CAR and DRIVER)