AR,VR,墓参り
(画像=良心石材Webサイトより)

千葉県香取市の石材店「良心石材」が墓参りアプリ「Spot message」を発表、注目を集めている。AR(拡張現実)とGPS技術の位置情報を使い、専用アプリから特定の場所だけで作動するメッセージ(動画や写真など)情報を見られる。以前からインターネットで墓参りできるサービスはあったが、ついにARとも組み合わせられることになった墓参り。故人がスマホのARになって、思い出の場所に現れるというものだ。どのくらい支持されるのだろうか。

ネットでバーチャルお墓参りはあったが

仕組みはメッセージを残す場所をアプリ内の地図で指定。その場所で見たい動画や写真などのメッセージを送信する。専用サーバーにメッセージが保存され。後は登録した場所から20メートル内に入ると、専用アプリから指定のメッセージを見る事ができるというものだ。

人気ゲームアプリの「ポケモンGO」のように、GPS(全地球測位システム)機能とAR(拡張現実)の技術を使ったやり方だ。これを開発したのは千葉県の石材店だが新たな墓参りの形としてばかりでなく各種イベントなどでも「活用したい」との声が寄せられているそうだ。

毎月1000円の利用料、同500円の有料会員契約が必須(登録料500円、すべて税別)。さらに、AR対応の写真や動画を設定するのも費用がかかる。

ネットでの墓参りは、このサービス以前にもあった。墓の写真や故人の写真・戒名・没年等のデータといった物を予め登録さえしておけば、あとはIDとパスワードでログインするだけで、線香も水も花もなしで墓参りができる。

初回登録料や年会費は掛かるが家に居ながらにしてパソコンやスマホの前でお参りができ、便利で喜ばれるサービスと言える。

お墓参り代行サービスも誕生

昨今、お墓参りを本人に代わり代行してくれるサービスも誕生している。お花代、お線香代は料金に含まれ、お墓の清掃までしてくれるサービスだ。車で30分以内であれば交通費は無料だが超える場合は掛かった時間に応じて交通費が発生する仕組みだ。

サービス内容も例えば、プレミアムコース、スタンダードコース、ライトプラン、といった具合に分けられ、お供え物をする場合や、お花を豪華にしたい場合などは別途実費が加算する仕組みになっているようだ。

お墓を新しく建てる費用は平均200万円

いろいろな調査結果を見ると、お墓を建てるには全国平均で約200万円(永代使用料+墓石工事費)くらいかかるようだ。東京23区内などであればさらにかかりそうだ。

そこで最近広まってきているのが、納骨堂や合葬墓だ。納骨堂は屋内でご遺骨を祭祀する施設で最近では永代供養する施設として利用される。

合葬墓は親族に限らず合同で埋葬するお墓で個別のお墓を持たないので費用は安くなる。これらを見ると、お墓は約200万円(全国平均)、納骨堂は約50万円~、合葬墓は約10万円~という事になる。もちろん、お墓や納骨堂の管理費用等は別途払いとなるし、死亡したら葬式代も掛かる。首都圏や大都市圏に住んでいる人の場合は住宅購入とお墓購入となれば大変だということが分かる。

バーチャル墓参りに対しては否定的な意見もあろう。しかし、盆や正月の帰省時でなくても、墓参りができるようになる。「お墓を参ろうとする気持ちの問題」と考えるなら、バーチャルでも悪くはないのかもしれない。(ZUU online 編集部)

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