ランキング,日本,中国,アジア
(写真=Thinkstock/Getty Images)

「起業家精神」「教育」「セクシーさ」「環境への配慮」「人権」など9部門、計65のあらゆる項目で採点した「2017年ベストカントリー・ランキング」が発表され、総合部門で日本は昨年より2ランプアップして世界5位、アジア圏1位に選ばれた。

今年は2位のカナダ、3位の英国をのぞいて順位に大きな変動があった。初登場でスイスが首位を獲得したほか、ノルウェーとフィンランドもランクイン。代わって昨年の1位、ドイツが4位に後退し、米国、オーストラリア、フランスなども軒並み順位をさげた。

日本は教育・熟練労働力などで最高点獲得

統計情報サイト「USNews」による「ベストカントリー・ランキング」は、9部門にわたる合計65項目の評価基準を各10点満点で採点し、総合的な順位を決定。2万1000人の回答者から収集したサーベイ結果に基づき、BAV コンサルティングとペンシルバニア大学ウォートン校が共同で世界80カ国・地域の特質を評価した。

日本は昨年から2ランクアップ。「起業家精神(2位)」「発動力(5位)」「文化的影響力(6位)」「支配力(7位)」で高評価をうけたが、「冒険心(39位)」と「ビジネスの開放性(23位)」は今ひとつ。

最大の強みである起業家精神では、「教育」「熟練労働力」「革命力」「技術的専門知識」が最高得点を獲得。最大の弱点は「不正(0.0 p)」で、「男女格差(0.9)」も根強い。また「税優遇措(0.2)」「低製造コスト(0.7)」「縦社会(0.9)」などが、経済成長を促す足かせとなっているようだ。「セクシーさ(0.3p)」「気候(0.8 p)」なども評価が低い。

中国は軍事力などが高評価 ひかえめな結果の韓国

中国は20位にランクイン。長所は「支配力(3位)」「発動力(4位)」「遺産(10位)」。日本同様、「冒険心(59位)」と「ビジネスへの開放性(45位)」が弱い。

「経済的影響力」「軍事力」「低製造コスト」は満点。「政治的影響力(9.0 p)」も3カ国中最も高い。しかし「環境への配慮」や「人権」では0点。「財産権(0.1 p)」「政務の透明性(0.2 p)」なども驚くほど低い。

韓国は23位。日中とは微妙に異なり、トップ10入りするほど突出した分野が見当たらない。最高ランクは「支配力(11位)」と「起業家精神(13位)」。最大の弱点も「冒険心(67位)」「遺産(44位)」など、3カ国中最も低い。

「技術的専門知識(9.4 p)」「起業家(8.9 p)」「革命性(8.8 p)」では評価されているが、「税優遇措置」「セクシーさ」はゼロ。「男女格差」「気候」「娯楽」も各0.5 pとなった。

「2017年ベストカントリー・ランキング」トップ20

20位 中国(2016年17位)
19位 スペイン(16位)
18位 オーストリア(12位)
17位 ルクセンブルク(14位)
16位 イタリア(13位)
15位 シンガポール(15位)
14位 ニュージーランド(11位)
13位 フィンランド(初登場)
12位 デンマーク(10位)
11位 オランダ(9位)

10位 ノルウェー(初登場)
9位 フランス(8位)
8位 オーストラリア(6位)
7位 米国(4位)
6位 スウェーデン(5位)
5位 日本(7位)
4位 ドイツ(1位)
3位 英国(3位)
2位 カナダ(2位)
1位 スイス(初登場)

(アレン琴子、英国在住フリーランスライター)

【編集部のオススメ記事】
2017年も勝率9割、株価好調の中でもパフォーマンス突出の「IPO投資」(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
株・債券・不動産など 効率よく情報収集できる資産運用の総合イベント、1月末に初開催(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)