哲学1. 人のためにお金を使う

お金持ち
(写真=PIXTA)

富を生むルーツは「人脈」ですから、私は「人」のために使うお金を惜しみません。人のためにお金を使うとは、たとえば食事をごちそうするとか、女性にお会いする時にはちょっとしたプチギフトを用意するとか、いつもお世話になっている人にお花を贈るとか、そのようなことです。

(本記事は、菅下清廣氏の著書『ゼロから富を作る技術(かんき出版 2014/2/19)』の中から一部を抜粋・編集しています)

年齢が若い人は人のためにお金を使うのはなかなか大変かもしれませんが、できればいつでも人にごちそうできるくらいのお財布の余裕と同時に、心の余裕も持ってほしいと思います。

「金は天下の回りもの」ということわざがありますね。打算的に聞こえるかもしれませんけれど、人のために使ったお金は結局回り回って自分のもとになんらかの形でリターンされるのです。

もちろん、リターンが目的で人にお金を使っているわけでは決してありませんよ。ただ、人のためにお金を使うことが自分自身を豊かにしてくれることを知ってほしいのです。

哲学2. 時間を無駄にしない

時間は有限の資産ですので、徹底的に無駄にしないつもりで管理をしています。私の予定はふだん30分単位で区切られています。スケジュールを時間割のような形で作り、プリントアウトしたものを持ち歩いています。

私の1日のスケジュールはだいたい次のような感じです。

5時 起床
5時〜9時 朝食、のんびり入浴、新聞や雑誌で情報収集、原稿執筆など
9時〜12時 出勤、仕事
12時〜13時 昼食(ビジネスランチ)
13時〜17時 仕事
17時〜19時 ジムで運動、入浴、シャワーですっきり
19時〜21時 夕食(ビジネスディナー)
21時〜24時 自由な時間(入浴、読書、映画鑑賞、リラックス)
24時 就寝

早起きは習慣になっているので辛くはありません。私の場合、睡眠時間は4〜5時間で十分だからです。

私はこのスケジュール表をもとに、時間厳守で行動するようにしています。急な予定はほとんど入れることはありません。遅れてくる人を待たないルール、決めた時間以上は会にお付き合いをしないルールは189ページで述べましたね。

それくらいスケジュール管理を徹底しなくては自分のための時間を作ることはできませんし、他の人より多く時間を活用することもできません。

「時間の費用対効果」を考えて動くようにしているのです。「スガシタさんってクールなんですね」などと言われることもあります。
「スガシタさんってお忙しいんですね」

そうした言葉と同様に、気にしません。

私は移動には基本的にタクシーを使っていますが(これも時間を無駄にしないためです)、移動中の時間は「連絡業務」に使っています。

打ち合わせや取材対応などの仕事中に電話をもらっても対応ができませんので、移動時間を使って電話やLINEで連絡を取っています。「LINE」とは、まったく便利なモノができましたよね。ありがたく活用させてもらっています。

こんなふうに時間管理に力を入れていても、まだまだ時間は足りません。オフィスにも自宅にも、読みたい未読の本が山積みになっています。

『ゼロから富を作る技術』(かんき出版 2014/2/19)画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします
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哲学3. リラックスする時間を作る

私のスケジュールを見てみると、仕事以外のことに時間を割いている割合が意外と多いことにお気づきでしょうか。 朝9時から夜21時までの時間が私にとって「ビジネスタイム」の扱いです。それ以外の時間をいかに有効に使うかが勝負です。その時間は主に自分のリラックスのためであり、楽しみのためであり、そして自分の知的水準を高めるためのものです。

朝からのんびりお風呂に入ってリラックスすることもありますし、冷たいシャワーを浴びて気合を入れることもあります。それからたくさんの資料に目を通し、場合によっては原稿を執筆することもあります。

ビジネスディナーを終えて帰宅すると、のんびりお風呂に入ったりDVDを観たり大好きな読書をしたり……。夜はだいたいリラックスタイムを過ごしています。

そういえば、以前は土曜日に「菅下塾」という勉強会で講演の仕事をしていたのですが、最近は金曜日に行うようにしました。土日に仕事をしないようにするためです。とても忙しい時に土曜日に仕事をすることはあっても、基本的に土日は自分のために時間を使うと決めています。

自分の好きなことやリラックスのために時間を使うことは非常に大切なことです。せかせか働いていてばかりいては心身ともに余裕がなくなってしまいます。余裕のない人のところにツキは巡ってきません。余裕がツキを生むのです。

哲学4. 知的レッスンを怠らない

野球選手が毎日素振りをするように、投資の世界で仕事をする私は毎日「頭の素振り」をしなくてはなりません。頭の素振りとは頭脳のレッスン、知的レッスンのことです。

これまでご紹介したような手段で行う情報収集や、センスを鍛えるための読書、芸術鑑賞、世相を知り人間心理を知るための分析などなど……。体力でなく知力で勝負するからには、人の何倍も勉強するということが必要です。

勉強というと、ちょっと固苦しく聞こえるかもしれませんが、わかりやすくいえば、情報を「アップツーデート」することです。

みなさんの中には私のように、仕事として投資をする人はほとんどいないと思いますが、常に自分の知性を磨くための知的レッスンを心がけてみてはいかがでしょうか? 投資における成功率も、努力に比例して上昇してくるでしょう。自らの中に培った知的財産は、一生活用できる宝物です。

哲学5. 健康管理を徹底する

健康管理は私が最も気を遣っていることです。なぜなら、病気をしていては楽しい人生は送れないからです。

仕事柄、お金の話ばかりをしている私ではありますが、個人的な考え方として、人生の目的はお金ではなく健康で楽しく過ごすことだと思っています。ですから、健康には人一倍気を遣っています。

といっても、とくに特殊なことをしているわけではありません。冬場なら、うがい、手洗いや3度の食事の後の歯磨き、ちょっと風邪気味かと想えば、早めに薬を飲むとか普段の予防を心がけています。それに、具合を悪くするとその間は仕事ができなくなってしまいます。

こうなると約束をしていた相手にも大きな迷惑をかけてしまいますし、自分にとっても非常に時間がもったいないです。自分の体も辛いですしね。そうなるくらいなら、日ごろから健康管理に気を遣っていたほうが確実に労力と時間とお金は少なくて済みます。

私は社会人になってから一度も大きな病気をしたことがありません。扁桃腺が弱いので風邪や扁桃腺炎にはたまになることもありますが、こじらせたことはありません。

菅下 清廣
スガシタパートナーズ株式会社代表取締役。国際金融コンサルタント、投資家。立命館アジア太平洋大学学長特別顧問。マーケット情報配信サービス「 スガシタボイス 」、株価の解説・予測が無料で読める「 スガシタレポート オンライン 」を配信中。